『WE ARE ONE』 （みんな一つ）
「一人の尊さがみんなの尊さにつながる。」
勉強するから賢くなるわけではない。
学んでいるから優れているのでもない。
知識があるから偉いのではなく、学歴があるから
尊敬に値するのでもない。
勉強できずに挫折して、逆に知恵ある者となる。
学ぶことができずに落ち込んでいるゆえに
知識では得られない意識が研ぎ澄まされる。
常識と思っていたことが実は非常識であり、
非常識だと思っていたことが常識なのだと気づかされる
ことだってある。
わかった、と思った時にこそ、
まだまだわかっていないと思った方がいい。
わかってはいないと気づかされた時に
「わかる」という意味が腑に落ちるのかもしれない。
「知る」とは頭の知識ではなく、体験することであり、
学問を覚えることではなく、身をもって体で感じることなのだ。
人は己の都合に合わせて神に名前をつけるが
神は「名無し」といっても間違いではない。
THE BIBLEでは、
神はモーセに「わたしは在りつつ在る」と
語っている。
神は昨日も今日も永久に「在る」方なのだ。
魂のROCKERは
「わたしはよみがえりであり、命です。
わたしを信じる者は死んでも生きます。
生きていてわたしを信じる者は決して
死ぬことはありません。」
と謳っている。
創世記には
「創造者であり、全能者なる方はALPHA(初め）であり、
OMEGA（終わり）である」と書かれている。
あなたが今日、生き動き存在するのは
この大いなる方のおかげなのだ。
アメリカの先住民はGREATEST SPIRITと
表現し、浄土宗では他力と呼び、芸術家は
SOMETHING GREATと言い表し、賛美歌は
AMAZING GRACEと歌う。
ネーミングにこだわりすぎると差別が生まれる。
本来はみんな一つにつながっているのに
互いに理解し合うより争い合い、憎しみあって
繋がっていることに気づかず、偏見を抱いてしまうのである。
人は伝統や宗教の定説にこだわるあまり
WE ARE ONE（みんな一つ）に繋がっていることを
見落としてしまう。
今日という日があなたにとって自分自身と出会うことであり、
自然界、宇宙、そして我々を創造された命の源と出会うことが
できることを意識できる日となりますように…
「一人でありながら実はみんな繋がっている。」
2020年 4月 8日 水曜日
アーサー・ホーランド
