『LOVE CONQUERS ALL』 （愛は打ち勝つ）
「全き愛は恐れを締め出す。死は愛に打ち勝てない。」
死は終わりではない…永遠への入り口に過ぎない。
死は敗北ではない…魂は朽ち果てることはない。
人生の良し悪しは長生きしたかしなかったかではない。
大事なことはいかに生きたか、である。
「必死に生きる」とは「必ず死ぬ」ことを
覚悟して生きることを言う。
人は誰であれ、必ず訪れる死に対して日々
どう向き合っていくかが、人生をどう生きるかにつながる。
オリンピックの金メダルもノーベル賞も
この世のあらゆる地位や名誉も、死と取り引きすることはできない。
死を恐れる大きな理由は、この世に対しての
執着心があるからである。執着心が全くない人などいないが
度がすぎるとそれを失うことへの苦しみや不安、
恐れが、心を支配してしまう。
魂のROCKERは
「自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。
そこでは虫とサビで傷物になり、また盗み人が
穴を開けて盗みます。自分の宝は天にたくわえなさい。
そこでは虫もサビも付かず、盗み人が穴を開けて
盗むこともありません。あなたの宝のあるところに
あなたの心もあるからです。」
と謳っている。
心の在り方が生き方に表される。
心に満ちているもの、すなわち支配しているものが
あなたの生き方を通し、公（おおやけ）になっていく。
我々は皆、地上では旅人であり、天の都へと
帰っていく者である。願わくばこの世を去って
行く時に、死にも支配されない永遠の命の豊かさを
遺産として、愛する者達に残していきたいものである。
タゴールは
「死があなたの戸口を叩く時、
あなたは彼に何を差し出すのか。
わたしはわが生命に満ちた、わたしと言う
命の器を、死という客の前に差し出します。
わたしは決して死と言う客を空手では
返しません…」
と謳っている。
わたしが道であり、真理であり、命です、
と言われたJESUSは
「わたしはよみがえりであり命です。
わたしを信じる者は死んでも生きます。」
と約束してくれている。
今日という日が、あなたにとって死の恐れから
解放される豊かな命を心の中に受け止める日となりますように…
「朽ち果てる体の中に、永遠の命につながる魂が宿っている。」
2020年 4月 24日 金曜日
アーサー・ホーランド
