『DECISION MAKING』 (決断)
「心配しすぎると心は萎える。後は一か八か…
直感を踏まえた決断にいたればいい。」
先のことを考えすぎると決断に苦しむ。
されど、先のことなどどうなるかわからない。
丁か半か、吉と出るか凶と出るかは一か八か、
決断を下さないかぎり結果はでない。
運に任せて決断を下すのは簡単なことではない。
「人知を尽くして天命を待つ」とあるが、
やれることをやった後は、己の経験や
人の意見を参考にすることがあっても、
最後は己の体験に基づいた直感に頼るしかない。
「直感」とは素直に今、あなたが感じている感性をもって
判断していくことである。
「自立」するとは自らが自分のケツを拭く覚悟をもって
立ち上がり、一歩を踏み出すことである。
そこには潔い姿勢が求められる。
他人のせいにしたり、言い訳をしているかぎり、
自分にとっての健全な成長はない。
失敗は成長の元となり、成功の元となる。
どうなるかわからない結果に心配してもエレルギーを
無駄に使うだけである。
THE BIBLEには、
「わたしはすでに得たのでもなく、
また、すでに完全にされているのでもありません。
ただ、捉えようとして追求しているのです。
そして、それを得るようにとJESUSが私を
捉えて(とらえて)くれたのです。」
とある。
難しく考えることはない。
喜びを失わないことである。
形にとらわれることはない。命の尊さを
感謝することである。
焦っていては、いらだつだけである。
ENJOY TODAY. ENJOY NOW.
すなわち、今日を楽しみ、今を喜ぶことである。
やれることをやった後は、あなたの思い煩いを
一切、天(大いなる方の御手)に委ねて、ときめきに
従ってみるといい。
パウロは、
「いつも喜んでいなさい。
たえず祈りなさい。
どんな時にも感謝しなさい。」
と語っている。
天地万物、そしてあなたを創造した方は
あなたの心を知っていて、あなたの存在そのものを
受け入れ、何が起ころうとも
あなたを高価で尊く愛してくれている。
この方はあなたに耐えられない試練を与えず、
必ず脱出への道を備えてくれる。
人生は小さな、また大きな、決断の繰り返しである。
しかしそのことを通して、あなたはさらに輝き、
成長を遂げることができる。
今日という日があなたにとって心身ともに、
あなたを慰め、励ましを与え、万事を益に変えてくれる方を
意識して、決断することができる日となりますように…
「先のことを思い悩むのはそこまでにして、勇気をもって
決断すればいい。」
2020年 7月 9日 木曜日
アーサーホーランド