昨日は、我が大誠塾の稽古納め。大スパーリング大会、とりあえず相手を見つけてタタカイを挑みます。まぁ、そうは言ってもその後に忘年会が控えているので、軽く汗を流す程度。のはずだったんですが！

「よし、俺も参加するっ！」なんて調子に乗ったのが間違いでした。「俺の事は強く殴っちゃいけないルール」を施行したのですが、そりゃ、弟子にしてみりゃ、師匠倒して看板取ってやろう、なんて非常に正しい姿勢。

みんなガンガン来ます。おいおい、俺は42歳のおじさんなんだゾ、とも言えず頑張って、頑張って、相当頑張ってようやく17人目の最後の一人。

ふと顔を見れば、なんとウチのジムで一番強いランキングキックボクサーの川又くんではありませんか！川又君、倒す気満々です。

「お、おまえ、恩を仇で返す気か！」しかし僕もタダでは看板はやれません。久々「一泡吹かせてやるゼ」ってな感じで燃えました！

サウスポーに構えた川又君、明らかに左のミドルキックを狙っています。「よっし、腕でブロックして左フックでカウンター取ってやろう！」そう思って川又君の左ミドルを誘います。

バシッ！あらっ？全く反応出来ませんでした。あぁ、これが年齢なんだ。思っても身体が言う事を聞かないや。いゃぁ、改めて知らされちゃいました。悲しい事実。

ここはもう、身を削って右のパンチを当てるしかない（当然、相手の左に合わせるわけですから一歩間違えれば思いっきり自分の肝臓に彼の強烈なキックを受けることになります）。

気合入れて、気持入れて、川又君の左のミドルキックに、渾身の右パンチ！

って、当たりません。思いっきり空振り。ブザマに体勢を崩す僕…。まぁそこで追撃しなかったのは彼の優しさでしょう。

「川又、既に俺を超えたよ。早く金稼げるようになって俺を楽にさせてくれ！」そう思わずにはいられないスパーリングでした。

いよいよ今年も終わりです。今年一年、こんなくだらない話にお付き合いをいただきまして誠にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様にとって良い年でありますように！

そうそう、年末は”ガキつか”とかみちゃだめですよ！絶対、Dynamite!見てくださいね！

それでは良いお年を！