イタリア・ジェノバ紀行 その1
ジェノバに向かう早朝の一番列車に乗る。
子供の頃から列車の
旅は心が踊る。
ワクワクしながら乗り込むと、窓に張り付いて外を眺め続けた。
街が終わり田園風景が終わると山が迫ってくる。
トンネルを抜けると、そこはジェノバ。
駅を出て階段を降りると、すぐに港に出た。
立派な潜水艦が停泊していて、まだ朝早い港ではたくさんのお店が開店の準備をしていた。
ミラノの街で買った大きな地図を広げて、行くべき方向だけを決めて街を
ふらつく。
やっぱりたくさんの由緒正しそうな建物
が
あ
った。