世界一強い滝がラスボニを想起させた理由
2020年早々の1月4日から仕事の関係でウガンダに出張していた #23 ゆかです
「ウガンダってどこ?」
という質問はよくされますけど
「ウガンダってだれ?」
と聞かれたのはラスボニが初で、今も多分これからもラスボニだけだと思います(誰かは、一応、ふせます)
難民支援事業のため、ウガンダと南スーダンの国境で1週間ほど過ごしました。
プレーオフ前だし、コンディション維持が気になってたので
「部屋で筋トレしよう」と思うものの
とにかく虫だらけ。生きてる虫、死んだ虫。そして1番厄介な死んでるのか分からない動かない虫。
ベッドの上で体幹・腕立てするものの、あまり筋トレ感がなく微妙。
「早朝に走るしかない」と思って起きたものの
とにかく暗い。そして、寒い。
6時半でも真っ暗で星も月もきれいに光ってます。セキュリティ上、無理。
結局、走れたのは1度だけ。
夜19時ぐらいだったか、一緒に渡航していたメンバーが付き合ってくれました。
ホテルの敷地内しか走れない & 足元が暗くて石につまづきそう、へびとか踏みそう & とあるポイントでこわい番犬?ただの犬?がめちゃくちゃ吠えてくる
でも20分ぐらい語り合いながら良い汗をかけました
(良い汗をかいたあとだったからお湯の出ないちょびちょびシャワーも気持ち良い)
という話をしたいのではなく
観光で行った「マーチソンフォールズ(マーチソンの滝)」がラスボニを想起させたという話です。
マーチソンフォールズは、ナイル川の水がわずか幅7メートルの狭い谷間を抜け、43メートルの高低差を落下する世界で最も強い滝です。
その滝を下から見た時はたいしてすごいとは思わなかったのですが
上からというか、真横から見た時、めちゃくちゃ凄くて感動しました。
幅7mに狭まる付近の濁流がすごく、岩に激しくぶつかって水しぶきが5mぐらい上がるし、それらの音がまた凄まじくて
一歩滑って落ちたら即死するような滝です。(柵とかないので、いつでも滑って落ちれる笑)
で、この恐ろしいほどに強い滝の上には、常に虹が出てるんです。
これを見たとき、ラスボニの、ヨネさんの、フットサルを想いました。
激しい前プレ、球際の強度、ファールを恐れない容赦のなさ、ピッチ内外のハードワーク。
右にぶつかって、左に飛ばされてぶつかって、前にスプリントして、自陣ゴール前まで走って戻って、
また相手ゴール前まで走って…それを多い時は平日4連続+土日という激しいスケジュールで過ごしたラスボニ。
それらの激しさと強さは総じて「美しい」んだと、虹を見て思いました。
滝がラスボニと重ねて見えたから、虹が嬉しかったし、誇らしかったし、良く分からないけど報われた気持ちになりました。
特に2019/2020シーズンは日本一や関東リーグ優勝、日本リーグ準優勝を掴んでいるので
より一層、強さの上の美しさを感じたのかもしれません
滝の強さと美しさに感動したのは、会場がどこであれ応援に駆けつけてくださるサポーターのみなさまの声援、太鼓、拍手を一緒に想起したからです
勝っても負けても変わらぬ想いで応援し続けてくださるみなさまの姿をピッチから見上げるときが
勝ったときは1番嬉しい
負けたときは1番悔しい
瞬間かなと個人的には思います
ラスボニの強さや美しさをどこに感じるかは100人いれば100通りあると思いますが
わたしの場合は、完全に不意打ちのタイミングと場所でそれを強く感じた、というわけです
いつかウガンダに行くことがあったら、絶対に行ってみてください!
地域CLでも強く美しいラスボニを体現できるように、残りのトレーニングセッションがんばりたいと思います。
ウガンダ中、WiFi弱すぎてアップできなかった #23 の割り込みブログでした
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