Panasonic GH5のスペックをどう見るか?センサーの将来を考える。
パナソニックファンが待ちかねたGH5がフォトキナで発表されましたが、
注目していた6K30Pの動画機能は6Kフォトモードのみ・・・、
何とも中途半端なスペックで少々ガッカリしたユーザーも多いのでは
ないでしょうか。
搭載されているセンサーが2000万画素と言うことで、16:9のアスペクト比で
6K撮影をするには少し画素数が足りず、4:3の切り出し6Kフォトモードと
なってしまったようですね。
現時点でマイクロフォーザーズセンサーの画素数の上限が2400万画素程度という
話もあったりするので今後、新たなセンサーが登場してもどこまで画素数を
伸ばせるのか?が課題でしょう。2020年の東京オリンピックまでには
8Kカメラを投入するとのコメントもありましたが、マイクロフォーザーズ
センサーでは実現不可能なのか・・・?
マイクロフォーザーズユーザーにとって、悲しいシナリオとして考えられるのが
8Kカメラはスーパー35やAPS-Cのセンサーになってしまい、マイクロ
フォーザーズ用のレンズが使えなくなってしまうこと・・・。
もしマイクロフォーザーズセンサーで8Kを実現しようとしたらと、妄想と想像を
勝手に膨らませて考えてみた答えが、フォビオンのような3層構造のセンサーです。
べイヤーセンサーのように1面にRGBのセンサーを敷き詰める構造より、
3層構造のフォビオンタイプのセンサーであれば、2400万画素を超える画素数を
確保するのも可能になるような気がしますがどうでしょうか?
噂では2019年にシグマの特許が切れるという話もあり、各メーカーがそれを
待っているとか・・いないとか・・・。
更にクローバルシャッターまで付いたら無敵のセンサーが完成しそうですが、
今は夢でもいつかどこかのメーカーが造ってくれることを願いましょう。