雨が降るからブログを書いた
4.21(くもり、ときどき、はれ)
この日は下北沢shelterでワンマンライブのある日だった
さらに言うと、この日のワンマンは1/11に発売したCD「セックスレスピストルズ」のリリースツアーファイナルで、本当に色んな人がこのライブを開催するまでに私たちに関わってくれていた、し、それは現在進行形(ありがたい!)一方私はというと、2月くらいから様子がおかしくなりつつあった
(わー今わたしなんか変〜〜)と思いつつも、生活は続く
そりゃそうだ
私がどんなに私の中で自分自身に違和感を感じていたところで、私の生活は止まっちゃくれない
生活が止まらないおかげで、助かったこともあれば原因不明の「なんか変」が加速することもあった
でも2月はすでにリリースツアー中で、「なんか変」に構ってやってる暇もないので、とりあえず無視した
3月
3月にもなると「なんか変」はやばい大きさまでに膨らむ
4月までには絶対なんとかしなきゃ!!!と、私は思った
でも原因はわからないままだった
その間もたくさん歌った
ライブがあると元気になる
3月もネットでは順調に自分のCDが転売されていた
「今は手に入りにくいCDらしいです」
と紹介されていた
売り文句にあまりにもセンスがねーなと思って、転売されてるという以前にまずそこに絶望した
こんなこと言ったら、そういう問題じゃないだろ!って誰かに怒られるのかなと考えながら眺めてさ
曲がりなりにも、歌詞をかいたり文をかいたりするせいなのか、ただのクレーマー気質なのか知らないけれどもキャッチコピーだとか、ちょっとした文章がダサいと気になって抜け出せない性格なのだ
前世は通販番組のセールス文句を考える人間だったと思う
その時の私はどんな生き様だったのかな
かっこいいといいな
4月
3月の終わり頃くらいからRECが続いていた
楽しかったツアーは、4月にはもう残すところワンマンだけ!という感じになっていたのだけれど急遽またツアーとは別に4月頭にライブに誘ってもらえて、人前に出る機会があってかなり救われた
ライブがないと私はかなり沈む
そりゃもう海にコンクリートを思いっきり落としたみたいに、深海までグングンと沈む
4月になると、私はあることに気がついていた
この「なんか変」は生きてく上で絶対発生する摩擦みたいなもんなんだろうなってことに気がついた
生きるって、きっとそれだけでもう凄まじい、それ故に超体力を使う
そりゃあもう、モリモリと使う
だからこそ「なんか変」が訪れるんだよね
息を吸ったら吐くのと同じで、生きるのオモテ面があればそのウラ面
原因なんて血眼になって探したって、わからなくなっちゃってることが多いから、それにまた悩んだりもするんだろう
私と同じように、皆もきっとそれぞれの「なんか変」があって、封印したり、向き合ったり、ブチ切れてみたり、かなしくて何度も泣いたりして、でも翌日には笑って、帰ってきて1人でこっそりまた泣いたりして生きてる
ライブは、いつからかわかんないけど、自分を刮ぐようにやるようになった
どんな日でも、どんなイベントでも、ライブというものがあったからには自分の肉を一部切り落としてそこに置いて帰ってやるのつもりで
文に起こすと思ったよりも物騒だ
昔には昔で、なんか全く別の信念みたいなものがあったはずなんだけどそれはなんだったかな
1回のライブで何回、超可愛いダブステップが踏めるか…とかだっけ?
とにもかくにも肉を刮ぎ落とすようになってから、私とSu凸ko D凹koiの環境は大きく変わっていった
あとそうすることによって、何故かやたらチューナーばかりが壊れるようになった
(何故チューナー…?)と思いつつも、毎回1500円払って新しいチューナーを買い直した。グスン
そして
ツアー最終日の4.21下北沢shelter
もう何台目のチューナーが犠牲になった頃だったんだろうか
私は会場に集まったそれぞれと私が抱えた「なんか変」を死ぬ気で刮ぎ落とそうと思って、内心こっそり燃え上りつつ、舞台でそれを爆発させるためにもメンバーにはヒミツにしておいて、「ハーゲンダッツのキャラメルサンドしか今は口に入らない」という、行きの車の中で思いついた一発ギャグを楽屋では披露したりしてた
しかも思いの外ウケた
重大発表として、
新しい音源の発売が決定したこと
さらにそれに追うようにしてフルアルバムの制作も決まったことをライブでやっと言えた
今年もまた、嬉しい報告ができてよかった
あと演奏中に高校時代にやっていた元バンドメンバーをみつけられた
あいつ、いい演奏すんだよなあ
一緒に楽器買いにいったね
そのバンドでやった最後のライブがおわって、そのあといった焼肉屋さんで、「じゃあ私こっちの道だから〜〜」って言って別々の道で帰ったことが、たちまち色濃く蘇る
別々の道で帰ったけど、また同じ場所にいられて昨日は嬉しかったよ
Su凸ko D凹koiのこと好きでいてくれる人たちへ
私たちのこと、
いつも知らなかった場所に連れてきてくれてありがとう
これからも一緒に色んなところにお出かけしよ〜
それで色んなところに持ち歩いてほしい
会えない日が続いても色んな思い出の中で生かしてくれてたら嬉しい
そして何度だってしつこく、しぶとく、再会しまくってこう
好きでいてくれるんだけど、いろいろあって、本当にそのいろいろが深いもので、部屋から出られないよーってひとは無理しちゃだめ、大丈夫だよ、好きな愛し方でいていいんだよ
私もでれなかったから
外に出る怖さは、実はとっても知ってるから
でも本当の本当の本当に、周りの人は当たり前に出来てることなのかもしれないけど、私の持てる勇気を出して初めて繰り出して行ったBUMPのライブは今でも、今までみたどんなものよりも今だに、幻みたいに私の中でキラキラしてるから
もしいつか
気が向いたり、少しいろいろが自分の中で落ち着いた時だったり、なんとなく楽しいものがみてみたくなったり、した時はライブに来てくれるととっても嬉しいよ
Su凸ko D凹koi嫌いな人へ
うんこちんちん
そいじゃまた、ね!