中卒32歳プロレスラーが定時制高校の夏期考査を終えた結果
昨日も今日もかなり暑い
うちの近所は
光化学スモッグ注意報までも出てた
涼しい部屋でくつろぎたいね
4月から早いもので
期末テストが終わりもうすぐ
学校も夏休み
期末テストの返却があった
今回のテストは
国語総合、化学、地理、
英語、数学、保健
合計6科目でした
今回のテストでは
非常に自分でも驚く結果となりました
以前、テスト初日の化学での
失敗を書いたけど
なんと化学以外は全部100点という
ミラクルがおきた
もちろんみんなからしたら
基礎の基礎だし
これ以上ないぐらい簡単だと思う
そういうレベルだと理解しているし
別に自慢したいわけではないんです
自分は中学の時はプロレスラーに
なる事しか考えてなくて
学校の授業出ないで体育館で
マット運動したり多摩川走りに
行ったりスクワットしたり腕立てしていた
そんなめちゃくちゃ変わった
中学時代だったからまともに
勉強なんて中2からしてない
服部の時は調理師免許という国家試験をパスしなきゃだしそこは勉強したけど
いわゆる、国語とか数学じゃない
クラスのホームルームで
自分の言いたい事を代弁して
担任の山上先生が言ってくれた。
周りの生徒は
『大原さんは大人だから』
良い点をとったんだ。
そう思うと思う。
しかし、実際は
プロレスラーとして生きてきて
今、勉強している内容をほとんど使った
事はない
もちろん英語とか少し
使う機会はあるし日本あちこち行くから
都道府県の場所や名前は知ってたりとかは
ある。
しかし
ムイビエンタオルを売ったり
チケット売ったりしても
足し算、引き算、掛け算とか
できたら大丈夫だったし
因数分解なんかした事もないし
ついこないだまでやり方すら知らなかった。テレビとかの仕事でも台本が漢文で書かれている事もなかったし、化学の元素記号なんて初めて見たきいたような
レベルだ
32歳で高校に入学し17年ぶりに
いわゆる学校の授業を受けるようになった
つまりスタートラインはみんなと
一緒なんだよね
そして中学の時もまともに勉強しなかったし、生まれもったスキルは高いわけじゃないむしろ低い方である
大事なのは真剣にやるかどうか?
そこだと思う
オレは苦手だけど
真剣に取り組んだ
山上先生が伝えてはくれたが
なかなか15歳16歳の子達に
理解してもらうのは非常に
難しいと思うが
勉強でもスポーツでも趣味でも
自分の好きな事、やりたい事を
一生懸命やったらいいと思う
真剣に取り組むかどうか?
だと思う。
高校は卒業した方がいいにきまっている
しかし
高校ぐらいは卒業しないと‥
そんな気持ちでなんとなく行き卒業するのではまったく意味がないと思う
授業に出ても寝たり
必要以上におしゃべりしたり
テストもその場ギリギリでクリアし
学校もダルいめんどいって
気持ちで卒業したとこでは
もったいないし
真の意味で卒業ではないと思う
自分を正当化するわけではないが
15.16の時に高校に必要性を感じなければ
行かないで自分の
頑張りたい事を一生懸命やった方が
俺はいいと思う
どの道でも社会に出れば厳しさを
味わう
どんな分野も勉強や努力しなければ
やってはいけない
自分のように30過ぎて高校卒業資格を
取る必要性を感じる場合もある
自分が必要と感じてから
通うのも悪いことではないと
俺は体験上、感じている
周りのクラスメートはついちょっと前まで
中学生だった15歳達
そんな15歳の中にまじり
32歳のおっさんが入るのは
やはり恥ずかしい気持ちがないわけでは
なかった
毎日、毎日行かねばならなくて
大変だなと感じたのは事実
でも30過ぎても新しい事を始めるのに
遅い事はないと通ってて感じます
みんないろいろ
新たな一歩を踏み出す時は
躊躇したり悩んだり
尻込みすると思います
だから自分みたいな人間が
挑戦する姿を
失敗も成功も晒す事で
何か感じて
役立つ事もあるかもしれない
プロレスは生き様を晒す
人生劇場だと自分は習った
自分もその通りだと思う
オレは
優秀でもないし
能力値が高いわけでもなく
バカにされ笑われる事も少なくないし
華々しく活躍するドラマはない
タイプでも
泥臭く少しずつ成長していく
80年代、90年代少年漫画の
主人公みたいな
歩みを見せれるようにしたい
今回の期末テスト
失敗も成功もあった
この学びや自信を胸に
これからも新しい事に
どんどん挑戦していきます
オレはオレだけの
ムイビエンストーリーを
さぁ
次は
ジュニアタッグリーグ
新たな挑戦の始まりだ
というわけで
今日もムイビエン