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鈴木鼓太郎戦を終えて

博多大会ありがとうございました


リーグ戦だし

両国からの流れや

ファンの方々の気持ち、観戦する人の事。

どう試合を作るか

どう闘うのがベストなのかなど

いろいろ考えこんでしまいましたが

自然体で

試合しました。


初シングルだし

自分のプロレスを貫きました


受けて、受けて、受けて


相手を知る


プロレスも人生も共通すると

思います。


まず相手を受け止めて

相手を知る


とても大切だと思います

しっかり相手を受け止めないと

良いところも悪いところも

わかりません。


今の時代、ネットやTVの情報だけで

判断したりしてしまいがちです。

職場や学校なんかでも

友達が言ってたとか

人から聞いた。なんて事で人を

判断してしまいがちではないですか?


人がどうこう言おうが

自分の感性で判断しないといけないと

思います

自分の事だけをぶつけるのでなく

相手を受けとめる

なかなか生活していて思い返すと

できてなかったりします。


プロレスも自分は同じだと思います。


相手を受け止める事で

相手を知る

相手を知る事で

どう対応するのか

どう対処すればいいかが

わかってきます。

勝負としても試合の質としての

お客さんの満足度も

相手を知っていれば

良くする事ができます。


メリット、デメリットある

闘い方ですが


受けて受けて

隙をついて丸め込む


これは自分のスタイルの一つです。


ノアのファンの大多数の方が

攻めて攻めて強さを誇示する

レスラーって感じの人が好きなのを

なんとなく感じてます

自分みたいに受けて受けて

あまり強さを感じにくい選手は

好きじゃない事はなんとなく

わかってはいますが。


いろいろな人がいるのって大切

いろいろなプロレスがあるから

ノアにまだない空き家を埋める

役割も大切だと思います。


うちの父がよく自分が中学の

時くらいから言ってたんですが

子供の頃プロレスみて

吉村道明が受けて受けて

耐えて耐えて、

最後に回転エビ固めで勝つんだ!

凄く興奮したしかっこよかった。

プロレスラーの受ける強さに

感動したといつもプロレスを二人で

見るたびに話してくれた。

その影響もあるのかな?

あと校長も受けて受けてってスタイル。

自分は2人の父の影響が

強いんだろうな。


いろいろ考えこんでしまう

シチュエーションだったが

自分を貫いた

自分のやってきた事を出して

勝てた

これは誇りに思います。


プロレスを見ている側の

結構な人は

攻めていたら有利だと思うでしょう


しかし投げたり、攻撃したり

だいたい相手は

80キロとか90キロ以上の人間ばかり

とても体力を消耗するし

息が上がります。

息が上がると思考回路がショート寸前

体も思うように動かなくなるし

動きたくなくなります。


よくわからない人は

100メートルくらいを全速力で

走って20秒くらい休んだら

また100メートルを走る

なんて5セットくらいしてみてください。

おそらく動きたくなくなり

息はぜぇぜぇー

倒れこみます


こんな感じがプロレスの中盤以降

のレスラーの状態です

あとダメージによる痛みも加ります。


なので実際攻めている時の方が

隙が生まれやすいのです


ただやはり受けていれば

ダメージがあるから

正直、リーグ戦には向いてませんね


アゴと首に重い的確な

エルボーをくらい

きついと感じた


そこを逃さず一気に

場外でDDT。

首に一点集中してきた。

自分もゴンって凄い音したのが

わかった。そっから意識が飛んで

よく記憶はない。

場外、硬い床の上にDDT。

アゴへのエルボーとか

場外DDTとか顔面にハイニーなど

サディスティックなプロレスするなと

感じた。


相手がされたら嫌な事を的確にしてくる。

スポーツや格闘技で強い人は

そういう事がしっかりできる。

一瞬の首へのダメージを見逃さない

的確にしかも一つ一つが重い。

本当に苦しかった。

試合中何度も諦めそうになる

厳しい攻めだった。

さすがこのあたりベテランであり

さすが鈴木鼓太郎。


おかげで昨日の夜は部屋に帰っても

ずっとアイシング


満身創痍である。


リーグ戦としては

はっきり言って不利というか

作戦的には失敗だな。

過ちだ。

残り3試合。

苦しい闘いだが

しっかり価値ある闘いをして

結果に繋げたい


ノアJrが最弱かどうかは

みんなが判断することだと

俺は思う


俺は毎試合全力でムイビエンな

プロレスをやるのみ

また行きたいと思ってもらえる

試合をやること

また会場で会いたいと

思ってもらえるよう。


俺が思う強いプロレスラー像は

どんな苦境でも諦めない

負けたり、怪我したり、

結果出なかったり

周りから非難されたりだとか

そんなどんなピンチの時も

必ずまた立ち上がる

主役だろうが脇役だろうが

どんなときもどんな場面でも

頑張るレスラーが

レスラーとしても人としても

強いと思ってる


俺はそんなレスラーになりたい


今日は

熊野との対決!


久しぶりの闘い!

高知サンピアセリーズで

17時試合開始です!


皆様ぜひお越しください^_^


というわけで

今日もムイビエン!




身体がぼろぼろ

↓ 大げさでなく首と腰が折れたかと思った

受けすぎも問題


『認めたくないものだな。

自分自身の若さゆえの過ちというものを』


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生年月日 1984年7月24日
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