有酸素運動を続けると太る?
78kgからマイナス24kgのダイエットに成功したトータルダイエットカウンセラーの大西ひとみです。
年々歳をとると毎に同じ運動法では体型を維持できないことを感じます。
20代のころはそこまで顕著に感じませんでしたが、30代の半ばからは毎年顕著に感じるようになりました。
人間の体は体型維持に葛藤している人にとっては本当に迷惑なぐらい賢く出来ていて、同じ運動を続けると体が慣れて同じ効果が出なくなってしまいます。
有酸素運動も同じです。
同じ有酸素運動を続けていたら体がどんどん慣れていくのでどんどん強度を上げなければならなくなります。カラダは老化して体力がなくなっていくのに、運動の強度は上げなければならないのです。
<有酸素運動を続けると太る事実>
こんな面白い研究発表があります。
9年間、12,568人のランナー(一般人)のデータを集めた2006年に発表された研究発表です。
なんと、9年間ランニングを続けた人のほとんどの体脂肪が増えていたのです。
9年間の間で走りすぎで怪我をしてしまい、ランニング量が減った人はお腹周りに体脂肪が集中的に増えてしまったそうです。でも、それだけではないのです。9年間、ランニング量を増やし続けた人すらも体脂肪が増えてしまっていたのです。
唯一体脂肪が増えなかった人は、週に3回以上ランニングを続け、ランニングの量、強度共にプロのマラソンランナーに近いぐらいかなりハードに増やした人のみだったそうです。
そう考えると、一時的に痩せるために有酸素運動をするのは良いのですが、有酸素運動で体型維持をしていくのは相当難しいのが想像できます。
<私自身のカラダと向き合って有酸素運動について感じること>
私自身も自分のカラダと向き合ってこの研究発表は納得できます。
アメリカで新しい研究発表が出るたびに試してきましたが、ダイエットするための運動法に関しての内容でいうと、続けていると必ずどこかで頭打ちになり、続けていても体型維持が難しくなってしまいます。
それだけではありません。過去の経験からカラダが慣れてしまっているのがわかるので、運動量をどんどんハードにしなければならず、カラダに無理をしてしまい、あちこちが痛くなってしまいます。
私はこの研究発表を読んで、ダイエット法は昔と大きく変わってきていると改めて思います。
運動をすれば痩せるという考え方はもう古いのです。
ダイエットをする人にとって運動はあくまでも体型作りであって、脂肪を燃焼する手段ではなくなってきている気がします。
<理想の体型維持をするために一番効果があること>
運動をすれば、好きなものを食べても太らない。そんな考えでいるときっといつか体力的にも精神的にも疲れてしまう時がくるはずです。
私は、自分が太りやすい体質と何十年も向き合ってきて、何十年も自分の体型と葛藤しながら体型維持をしていて思います。
ダイエットに一番大切なことは食べ物や食べ方です。だからと言ってトレーニングをやめるつもりはないですし、トレーニングはこれからもずっと続けていきます。
でも、トレーニングを痩せる手段として活用するのではなく、体型を作る手段として活用し、食べ物で太らないように体型維持をするという考え方を持つべきだと思っています。
アメリカではもう何年も前からダイエットは食事9割、運動1割と言われているぐらい食事がダイエットを継続するのに大切だと考えられています。
もし、皆さんが私と同じようなことで悩んでおられるのであれば、現状のライフスタイルと食事方法を今一度見直してみてください。
私が新しくダイエットスイーツブランドを立ち上げたのもここに理由があります。
私自身のカラダと向き合って、私自身が効果を感じたもののみを商品にしています。
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