ドジうっかりで喪失派
プライド
惜しみなき愛
そして財布。。。
いつもあるはずのものがない喪失感
徐々に失われていく皮膚感覚
財布があるから熱いものを熱く感じ冷たい物を冷たいと感じることができていた
突然足元から崩れ落ちていく日常
再びカバンを漁って
「あ、、、やっぱないっっ!!!」
の恐怖
その様の滑稽さ
そうだった、君だったんだね
財布がいたから今があったんだね。。。
その場の会計は同席したカンダさんに助けてもらい難を逃れたものの
本質的な解決は一向に見せず。
とりあえず財布にはカードも入っていたので警察へ駆け込み何らかの届けを提出。
初めての経験!
それにしても警察に関わるとなんだか万事解決したような安心感が。
しかしまだ何も解決したわけではない。
とりあえず銀行に電話してカードを停止しないと。
そんな風に自分を俯瞰で見れる冷静さは保っていたのに
いや、そうして自分を殺していたせいで自分の左手を上手く動かせなかったからなのか。
続く悲劇。
カードの停止を電話をかけようとポケットの中のiPhoneに手を伸ばすと
ポロッ
iPhone落として故障。
いやどうなってんだよ!!!!
この世の不幸を一身に背負った気分になりました。
そしてiPhoneが使えなくなったのでカンダさんのスマホを借りてカード停止の電話をかけました。
もうカンダさん様々です。
まあそんな不幸が降りかかったことで好物のチョコチップスティックパンのチョコチップを食べても砂の味がするような心身ともに惚けた夜を過ごしましたが
結局翌日に財布は見つかってiPhoneも無事に機種変。
中身も無事でした。
今回のことはひとえに自分の油断が招いたこと。
たった一つの綻びからすべてが崩れ去ることがあるのです。
崩れ去ったものを組み立て直すのは大変です。
見つかった財布の中であの夜無事に停止できてしまったクレジットカードを見てそう思うのです。
嗚呼、再発行せねば。
とりあえずそんな憂鬱とした気分のときはノートに学生時代美術4の絵を描きます。
静物はずっと静物。
以上お送りしたのは
ウソつく顔でウソをつく
山崎淳矢でした〆