テニスコート再生なるか!?
おはようございます。元・大学教員の奥田健次です。
今日は昨日のエントリーの続き。ブログ用の日記の下書きから。2日分、まとめてgo(長文でゴメンネ)。
2012年4月1日(日)
(つづき)
今日、チェーンソーを振り回して丸太を屋根から落とし、ナタ作業を2時間やった後、ルーシーくん(大学院修了生ね)と一緒に佐久平まで信州蕎麦を食べに。割り箸を持つ手が震えてる。こんな長時間の力作業、やったことないもん(^_^;)
んで、その帰り、ワークマンに立ち寄って作業服(上下)を買いました。今まで普段着で作業してたからね。
今日なんか、ドルチェ&ガッバーナの上下とかフィナモレのシャツとか来てて。普通に汚れたし。母親に、心底、嫌悪感を丸出しにされたため、せめて外側だけはガテン系で行くべきなのかなと。それでワークマン。
お店の人に「石原慎太郎みたいなやつ、無いですか?」とお聞きしたら、「ありますよ、あっちにいっぱい(^_^;)」と当然顔をされた。
「どれどれ、石原慎太郎的なのは・・・」あかん、かっこわるいわ。どれも菅直人的にも見える。しょうがないので新発売のコーナーに行ってみたら、今度は角田師範プロデュースものばかり。あかん、そこまでマッチョにはならん。
あれこれ探してると、まあまあのがあったので、一番高いのを買いました。明日からはこれを来てガテン系で行く。
2012年4月2日(月)
今日は朝9:30からお仕事。ルーシーくんと一緒に、昨日までに伐採しまくった枝をグラウンド側へ下がる道際まで運びまくり。その後、フル充電をすませたチェーンソーでテニスコートの木を伐採に。
ビフォー。
どうですか、これがテニスコート(◎-◎;)? ウインブルドンのテニスコートには、5センチほどの杉の子さえ生えていないんちゃいますか?
それが2m超えの木々が林立してるんやから、エニモアテニスコート。どっちかというとスキーのスラロームの旗のように見えるよ(^0^;)
廃校になって6年放置されると、ご覧のようにリーブ21。
仲間内でやった開校式のとき、島宗先生も「こりゃもう、(テニスコートに戻るのは)無理でしょう(^_^;」と仰いましたが、確かにひどい。でも、なんとかしたい。
とにかく、今日は切り刻むポリシーですが、本当は根こそぎにしたい。でも、こんなの1本、根こそぎにするのには時間がかかりすぎる。まず、これ以上は木を生長させないために打ち首にしてやる!
あんまり低いところで切ると見えなくて危ないので、犬の背の高さほどで切るのポリシーで行くことにしました。もちろん、いずれは根こぎにしてやる。
まずは、お初の作業着姿。てへぺろ。
切ってるところ。チェーンソーを使い始めて3日目。昨日がんばったから筋肉痛やけど、こいつら全部、切ってやる。
おらおら。すぱーん(`ヘ´)
どらどら(`ヘ´);; 調子のってきたー(^o^)
ここで思わず、最初に口をついて出た歌が「海の〜、男にゃよぉ〜」と、どっかで聞いたことのある北島センセイの演歌を歌ってしまった。ルーシーくんが突っ込む前に、「長野県には海はないっちゅうねん!」と。
さらに、おらおらー σ(`´メ∂
どんだけあるねん。
意外と時間がかかるなあ。
あ、またチェーンがずれた (゜◇゜)
昨日に引き続き、メンテナンス。レンチで修理も慣れてきたわ。外科医のようなメスさばきでメンテナンス。外科医の財前君になりきればええねん。
10時から12時まで2時間、切りました。もちろん、チェーンソーは1時間弱でバッテリー切れ。充電器に戻しておこう。その後はルーシーくんと一緒に、引っこ抜きタイムでした。絵本「おおきなかぶ」みたいな。根こそぎ取れたときは気持ちええよ(>_<)
お昼ご飯は近くのラーメン屋に。おれ、ラーメン嫌いなんやけど、これも修行やと思って。ルーシーくんがラーメン好きやからな。お昼のラーメン屋には、同じような格好をしたガテン系の先輩らだらけ。先輩方はリアルガテン系でしょ。
ルーシーくんに「奥田先生、大学の客員教授とか思われる可能性ゼロですよ」と言われたけど、まあそれは私服でも同じことやったからな。
ラーメン待ち。どうせ、おれはまだ「エセ・ガテン系」や。
途中、水道工事の方が来て下さったので、どこかに埋もれている公共下水の場所を一緒に探しました。全然、見つからへん。5,000坪もあるから、こんなとき大変や。役場でもらった超アバウトな地図を引っ張り出してきて「この辺りにあるはず」ということで、業者さんと地面を1時間ほど蹴り続けてたら「ガツっ」と反応あり。
そこを蹴りまくると、落ち葉の中から見えてきました! 下水道の公共ます。ウ○コ流すところなんやろけど、徳川の埋蔵金を見つけた感動のようにナ○ダ流すところやったわ\(^O^)/ これで下水工事も進む。あ、ナミダは○にしなくてもええか(^^ゞ 沖縄的には「ナ○ダ」でも「涙」と分かるし。・・・えと。話を戻さなきゃ。
17時にテニスコート作業終了。
アフター。すごい頑張ったでしょ。1枚目の写真と見比べてよ。
しかし、これはもうキモイね。ムーミンに出てくるニョロニョロやな。ルーシーくんによれば、「戦場の墓標みたいですね」とのこと。ここは、なるほどルーシーくんの表現のほうがインターナショナルなセンスに満ちたグローバルなビジョンのあるインプレッションやと思う。
まだ左反面と奥のほうは、全然だめ。3m級の高さの木まで生えてるで。絶対に、コイツら、いつか根こぎにしてやる。
バッテリーの様子を見に行ったら、充電完了してた。だから、もう1時間だけ今度は駐車場スペースが今のままだと3台が限界。木の枝が邪魔してるねん。だから、切り落としてやる。ってことで、もうノーヘルでゴーグルもせずにガンガンきりました。
これ、切ってるところ。
また、バッテリーが切れるまで作業しました。
ちなみに、これがビフォー。左の家の1階が見えないでしょ。
アフター。
おれ、散髪屋にでもなろうかな。たった、これだけでクルマ5台分のスペース確保できた(*^^)v
30分弱ですぐにバッテリー切れしたので、こっからはナタタイム。nobuさんにもらったナタ。無精髭のようなところを、ガッサガサ剪りました。剪定の方法はしらないけど、見た目(お化けみたいなのは良くない)と機能性(人や車が通るところは剪ったほうがよい)でアドリブ判断。結構、この判断基準は正しいと思うよ。
「なんか、ここを切ったら、この木は元気になるんちゃうかな」というイメージを持ちつつね。
にしても、良く切った。切りも切った。置く場所がもう無いやろというくらい切った。昨日、切った木を100としたら、今日は2,000くらい切ったやろうね。通常の大学教員が一生のうちに切る木の50倍くらいは、今日の1日で切ったんちゃうかな。
ふと、お昼過ぎに一心不乱に木を抜きまくっているとき、「おれ、大学教員を辞めてなかったら、今日は入学式やってんな・・・」と思ったけどね。これ、後悔してるんとちゃうよ。だって「今日は入学式やってんな」と思った後、すぐに「良かった、ここにいるの、サボりちゃうもんな」とホッとしたし。
卒業式と違って、入学式は新入生のことは知らんもん。むしろ、この軽井沢の学校にこれから人がたくさん来るのに、少しでも良いように準備するほうが大切なんやから。
18時過ぎにルーシーくんは名古屋に向かって帰りました。おれは、ドロドロに汚れた作業服を、書斎に戻って玄関で脱いで、すぐに風呂に入りました。こんな時間に風呂に入るのなんか子どものとき以来やで。体中に杉の花粉とか付いているのに、そのまま着替えて夕食なんか食べる気にならんかったからね。湯船につかって自分の両腕を見てみた。二の腕が両腕とも、すごい太くなっててビックリした(・O・;
これってマッチョやん。これが世間でいう「痩せマッチョ」? このところ、もう道具といったらパソコンばかりだった生活が、チェーンソーにナタですからね。しかも一日中。そりゃ、マッチョになりますわ(^◇^;)
残念すぎるのは、やっぱりまたアレルギーがひどい。目の中にも木の切りくずが入って結膜炎みたい。自然からのリベンジか。でも、今日は木を殺そうと絡まっているツル系の植物を切りまくって、殺されかけてる木々を助け出しました。ツルの根っこをナタで切って、クルクルと回しながらツルをほどいてあげました。かわいそうに木々はアザだらけでしたよ。木の精から「ありがとう(*^_^*)」と聞こえたのは気のせい?
ティッシュが1箱空になるくらい、今、鼻をかんでます。こないだの引っ越しで「鼻セレブ」がどっかに行ってしまったので、使ってるティッシュはフツータイプの「鼻庶民」。だから、鼻の下がカピカピになってますよ。木の精が「助けてくれてありがとう、お礼に鼻セレブ1年分をどうぞ」とか、そういう展開はないのかね。いや。そういう下心はいかん。木の精、すまん。
明日は、「おれの相棒・ルンバちゃん」の中に貯まっているであろうゴミを捨てに学校に行きます。そして、教育相談の準備もせねば。
奥田健次
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