イバラの道の先にタラの芽あり
元・大学教員で、現在、パートタイム教員になりました奥田健次です。軽井沢で、学校を作ってます。
ダイヤモンドブログがオフィシャルブログとしてスタートしてから毎日記事をアップしてますが、それは貯まってた日記を早く出してしまいたいから。早くリアルタイムに書きたいからです。
あと何回かで追いつきそうです。
2012年4月30日(月)
今日の軽井沢は気温12度くらいで、曇り空。このところ暑かったので、これは外仕事の大チャンス。
午前。正門近くのヤブをナタで綺麗にした。
お昼前、精神病院に勤務するコトーくんが訪問するってので、駅まで迎えに。昼ご飯を食べてから、施設の現状を見せました。
んで、一緒に東側道路にはみ出しているヤブやツル、木々をカット。おれはナタとチェーンソー。コトーは刈り込みハサミで作業。
軽く2時間があっという間に過ぎました。それでも、まだ東側道路に面しているうちの敷地の4分の1程度。
作業している途中、お隣さんのおじいさんが声をかけてきて下さり、うちの敷地の木が数本、台風でも来たら倒れてしまうかもしれないのがあって、その相談でした。
前の所有者にお願いしても、「費用がかかるから」とかで、ずっとやってくれなかったんですって。うちは、もちろんご迷惑をおかけしそうなものはすべて除去しなきゃなので「うちもお金はないんですが、地元の方に協力してもらって、きちんと処理しますね」とお約束。
お隣さんは安心されたのか、最敬礼で「今度、一杯やりましょう」と。「ありがとうございます!」と、こんな感じでご近所づきあいも良好です。
雑談から、家庭菜園もやっておられるようで、ジャガイモはもう植えたとのこと。やばい(¨;) うちのジャガイモは、まだええのかと思っていたが、これは早く植えなきゃならん・・・
午後4時、コトーは名古屋へ。自分は駅まで送って、また一人で作業に戻る。
うちの敷地で、桜が咲いているのを見つけて感激した。
ところが、その桜、ツルで殺されかけ状態。だから、レスキューしなきゃと。もう17時くらいになってきたけども、ハシゴまで取り出して物置の上に登って作業。
これがビフォー。
桜の木がツルとか他の木に押されている状態。
これがアフター。
適当に見栄え良く剪定もしました。このアフターの写真、分かります? 少し、ハシゴが見えてるでしょ。この物置の上に恐る恐る登ったのです。それで、枝の上のほうまでツルでグルグル巻きになってるところを、なるべく外してあげました。
この作業中、ツルをナタで切り落とすときに、とにかく桜の木を切ってしまわないように細心の注意を払いましたよ。「桜の木を切ったらワシントンやんけ!」とか思いつつ。
ツルを引っ張りつつ切るわけですが、切れた直後に枝が跳ね返ってきて、まだ切り落とす前のツル系イバラが、おれの顔にヒット!( ̄◇ ̄;)
鼻とおでこが痛い。あ、これは刺さったなと。油断してた。やっぱり面倒でもゴーグルを取りに戻ってやってりゃ良かった。面倒くさがった自分はアホやと、ちょっとテンション下がっている自分を励ます方法を、すぐに見つけた!
鏡もない野外なのですが、鼻に刺さっているトゲがハッキリと見えるんですね。で、それをしっかり自分の目で直視しつつ、そっとつまんで一発でトゲを取りましたよ。「おれは、鼻が高いんや(天狗という意味ではなく)」と。そう励ますわけです( ̄^ ̄)ゞ
でも、かゆいたい。またしばらくクヨクヨして作業していたら、もう一回、鼻を見てみた。そしたら、さっきのトゲが刺さっていたところから少し血が出てるのも目視できた。「おれは、鼻が高いんや(天狗という意味ではなく)」と。誰にも褒めてもらえないと、こんな感じでテンション上げるしかない。
とにかく、この桜、きっと来年はもっと咲いてくれるやろうと期待できます(^^)
チェーンソーのバッテリーがまだ少し残っていたので、もう薄暗くなってきてたけども静荘の前の杉の木で、窓まで伸びてる枝を落としました。これで18時30分。今日のお仕事は終了。
久しぶりに、腕がパンパンや。
左腕も鍛えてやろうと、ヘフナーちゃんでベースの練習2時間。Act Naturallyの復習。Night Beforeがノーミスで暗譜できた。あ、もちろん歌いながらは無理(^^;)
2012年5月1日(火)
朝、ネットで調べたのは「タラの芽」の採り方。
いずれのページも天然ではなく何か栽培のとかで役に立たない。どこをどのように切って良いのか、特にうちのは天然なのでザックリと切り取っても翌年、また出てきてくれるのか。それが心配。
でも、とにかくそろそろ葉が広がってきているのもあるので、収穫しなきゃ。そして、何せ5,000坪。まだ未踏の雑木林もあるんですよ。根性で森の中へ入って行きました(>_<)
タラの芽、あるわあるわ。それでも、半分くらいはグルグル巻きのツルのせいで朽ち果てていたよ。根本を少し蹴れば分かる。バリッと簡単に倒れるからね、死んでるタラちゃんは。
途中、どこか分からないくらいの未踏の森林に到達。ナタで道を作りつつ。すごい光景を見たよ。ナウシカの森のよう。
大木に棚が付いてると思ったら、でっかいキノコ系。
その上に、まあなんと綺麗な円なのでしょう。匠・キツツキによる、リフォームのアフターをご覧下さい。
見事に綺麗な穴を開けておられる。キツツキも家に穴を開けると、取って食べてやろうかと思うけど、こういう木に穴を開けるのはええよ。
そして、うちのタラの芽のなり方を、少しお見せしましょう。
左の画像は、まだ開く前の状態。右の画像は、近くに何か所もあることが分かる。こんな状態が、敷地内のあちこちで。うちはタラの芽の宝石箱や〜( ´ ▽ ` )ノ
そして、収穫したタラの芽たち。
おれ、これが初収穫。ちなみに、ゼンマイなのか「こごみ」なのか、山菜っぽいものもゲットしとこう。
お昼休み、地元の仲良したちに持って行きました。そしたら。「タラの芽がかわいそう!」とのこと。葉が開いても構わないから、もっと大きくなってから採った方が良いんやって。知らなかった(^^;)
山菜と思っていたのは、残念ながら「シダ」とのことでした(-_-) 食べられません、残念( ̄▽ ̄;)
夕方から、チェーンソー作業。本館回りにウグイスの夫婦が来てたので、もうちょっと美しくしてやろうと、ウグイスが帰った後、それらの木の中で死んでいる枝だけ落として、木を綺麗に。
すみませんね、まだ「それらの木」というふうにしか言えません。草花、樹木の名前は、まだ全然知らないので、すみません。ま、とにかくこれでウグイス夫妻も見栄え良くなるでしょうな。
それから、ジャガイモの準備。これもネットで調べたんやけども、元気そうな芽を1つだけ残して、他の芽は取り捨てるのが良いと。
やりましたよ、キタアカリ10kgとメークイン10kgよ。それでも、まだ畑が出来てないので、これはヤバイね。明日、明後日くらいに少し掘り起こすことにしよう。
芽を取る前。
芽を取った後。
うーん、やっぱり間違ってるかもしれんな・・・。でも、もう植えるしかないもんな。
Act Naturally。Night Before。ベースの練習2時間。
奥田健次
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