農作業をやってみる
心理臨床家で行動分析学者の奥田健次です。こないだ大学を辞めて、軽井沢にお引っ越し。この5,000坪の敷地で、何が出来る? 何でも出来そうだけに、何も出来ないかもしれない。そういう心境になりますよ、この広さと荒れ放題は。
貯めていた日記の続きです。
2012年5月3日(木)
ルーシーくん(うちの大学院修了生)が来た日。連休明けには、上田市内の業者さんが、布団170組を引き取りに来てくれるので、少しでも同じ場所に集めておこうということで、けやき荘にある布団を全部出すことにしました。
けやき荘は、リフォーム中。建築資材やらでごった返しているから、窓から外に出すことに。1階の布団を全部出したあと、問題は2階ですね。いちいち、階段を上り下りするのは面倒くさいでしょ。
だから、2階の窓から外に落とす作戦を描いてみた。このデザインで、きっと正解や。失敗するとしたら、きちんと放り投げないと、窓のところの手すりを壊してしまうかも。そこだけ注意すればいいだろう。
うちの敷地にはリヤカーもある。ルーシーくんに窓の下付近にリヤカーを設置してもらう。
いくで( ´ ▽ ` )ノ
そーれ! ナイスセンス(>_<) (意外とすごい衝撃や)
はい、つぎー!
それっ(^o^)☆
まだまだあるで〜ヽ(;▽;)ノ
カラフルや〜(^^;)
手前の樽の寄せ植えも可愛いやろ(^^)
もう一方の部屋からも。手すりに引っかけて壊さないように。
ええわぁ。しんどいわぁ。人生で、こんなに布団を投げ落としたのは初めてやわぁ(^_^)v
昼食を食べた後。
今週末、じゃがいもを植え付けしなきゃいかん。本当は、静荘の前の「お化けの木」の下にしたかったんやけど、そこは大木の根っこと焼け石だらけで、断念せざるを得なかった(この記事ね)。
しょうがねえ。テニスコートや。うちにはテニスコートが3面ある。そのうち、2面はまだ使用できそうやし、しかもテニスコート2面分で1フットサルコートになるらしい。
ということは、フットサルをやることを想定すれば、奥の1面は自由に使ってええんや。ここしかない。
といっても、元々テニスコート。そして、6年くらい放置されていたので、こないだまで木々が生えていたから。せめて、ジャガイモの種芋を植え付けるラインくらいは下作業しておかないとな。
合計20kgも買ってしまった種芋。どうやら、畝(うね)が20メートルが3本くらいは必要なようです。キタアカリとメークインの2種類なので、15メートルを4本にしてみた。
厳しいねえ。ホームセンターで買ってきた、アルミの掘り起こし機なんか、すぐに刃先が曲がってしまう。やはり木の根っことか、焼け石だらけ。想像していた、ザックザク進むのとはえらい違い。
全然だめ。
こんなん畑とちゃうやんか。
これでは、「手作りポテトチップス」や「肉じゃが」を作れるのは夢のまた夢。
蝦夷地に最初に行った人たちも、こんな感じやったんかなー。
近くにスーパーとか無かったから、もっと悲壮感があったに違いない。こっちは、今のところ「作物が出来なかったら、ツルヤさんで買えばいい」という恵まれすぎた状況やもん。
そう短時間で考えて、文句を言わずとにかくやろうと。
途中、施設見学に来た人たちがいて、中にはプロ並みに家庭菜園やってる人までいて。種芋を20kgも用意したことにビックリしてた。というか、呆れておられました。
この掘り起こし作業を見て、「それじゃあ、浅植えしかできないよ」「ジャガイモは上に出来ていくから、土の上に出てきて日に当たると青くなって毒になる」とのこと。初耳〜(^_^;)
時間があったら、ジャガイモの成長に合わせて、土を盛って置くから、畝の間隔は70センチは空けておくようにとのこと。そうします。ありがとうございます。あと、除草剤とか農薬も勧められたけど、「それはご勘弁下さい。無謀でも無収穫でも、福岡正信の自然農法を目指したいです」と。昨年、おれ、福岡正信ばっかり読んでいたから、ほんまは掘り起こし作業すら駄目な気がするねんけどね(^^;)
畝15メートルを4本なんて、ルーシーくんと二人で4時間くらいはかかったかな。もう足腰が…_ノフ○ グッタリ
ルーシーくんが帰った後、開校式のときにお祝いに頂いた佐久鍬での作業に変更。最初から、これでやっていたほうが良かったのかも知れん。
とにかく、これで畑とはとても言えないけれど、ジャガイモを入れてあげられる場所、完成( ´Д`)=3
奥田健次
最近の画像つき記事