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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

dog of the world

おはようございます( ´ ▽ ` )ノ

うちの学校(行動コーチングアカデミー)で初の合宿を終えてヘロヘロ状態の奥田健次です(×_×)頭痛がひどいので、ロキソニンが必要やわ。

ブログのほうを書いている余裕もないのでした(+。+)

でも、おれがこういうふうに体調を壊すときって、いつも良い仕事を終えた後なんですよね。会ったことのない方々をお迎えするなんて、考えてみると人見知りのおれにとって、何と強烈な刺激だったことか。

東北は山形から、北陸は新潟から、西は四国や熊本から、軽井沢まで来てくれました。

最初は、内心で「おれのボロ学校をけなすなよ」「そんなやつはワイルドにつまみだすぜぇ」とか身構えてましたけど、ふたをあけてみたら家族みたいやった(^^) まさに合宿という感じ。

犬と飼い主を相手にしている人たちで、対象は違うのですが「実力を磨きたい」「問題に対処できるようになりたい」という修行したいニーズは同じ臨床家の集まりでした。

だから、うちでは認定証とか資格みたいな有形のものを求めている人たち相手ではなく、無形のもの(問題の見立て、問題解決の技術、正しく伝達する力)を獲得したいという人が集まる「家庭犬育成指導者研修会」にしていきたい。人がやらんことを、おれがやる(>_<)

それにしても、山本央子先生の臨床家の技術は素晴らしかった。たぶん、山本先生はお持ちの引き出しの1つ、2つくらいしかお見せできなかったでしょうが、学ぶ側は100以上を学んだように感じたに違いありません。

座学の研修会を10000回受けても得られないものが、この実習にはあったということは、きっと合宿参加者は実感したことでしょう。

そして、こういう実習形式の修行は、他の資格獲得型の研修とは違って、繰り返し続けるべきものです。「1回出席したから、もういいや」というものではありません。

臨床はお金をもらって仕事している以上、一生修行だからです。

臨床の道は音楽に似ているところがあります。学問で音楽をやる人もいますし、評論家もいます。本物の演奏家は60歳を過ぎて「先生」と呼ばれ、弟子も孫弟子もいるほどの人になっても、演奏会の無い日だろうと1日8時間とか練習しないと不安になる、と聞いたことがあります。

演奏会前になると、すでに80歳くらいになる師匠のところに通ってレッスンしてもらうのだそうです。その先生は、技術面では師匠を超えているのでしょうが、それでも演奏会の前にはレッスンに通っていると聞きました。

実習中、ある程度のご経験のある方が「ちょっと恥をかいちゃいましたね」と言われましたが、おれは即座に「全然、恥ずかしいことではありませんよ」と答えました。慰めの言葉ではなくて、本当にそれは恥ではないからです。

野球の選手が10回中3回しか打てないのは恥ではない。打率3割はヒーローなのです。当然10回中10回とも打ってやろうと打席に入っているはずです。いちいち、打てなかった7回のことを悔やんでいられません。

むしろ、臨床の「本物の」プロになれば、「考えてやってみたけど、どうもここは違うかった」と自分から人前で話すことができます。「違うかったので、ちょっとやり方を変えてみました」と続くわけです。そのプロセスに恥などはありません。

ぜひ、これからもずっと合宿にお越し下さいね。

今回は赤字になってしまいましたが、初めてのということで「開店半額セール」みたいなものでした(^^;) 軽井沢の老舗ホテルの元シェフにお料理をお願いしたり、事前の掃除と片付けの徹底に人を雇ったり。

それでも、やってよかったです。

プロのトレーナーたちが、帰り際に「来年は倍でも行きます、積み立てておきます」と言ってくれました。それだけ、山本先生の実習指導の価値が大きかったのでしょう。

実技のワンシーン。臭気トレーニングです。



トレーニング方法だけでなく、ハンドリングの基本やトレーナーの癖、犬の行動に合わせた課題設定など、さまざまな部分でのご指導がありました。2泊3日の合宿では短すぎるのですが、犬たちの変化に参加者は驚きと感動を隠せませんでした。行動だけが変わるわけはありません。犬の行動に合わせたトレーナーが変化したという証拠です。

杉山尚子先生には貴重なお言葉を何度もいただきましたし、プロのトレーナーたちがどのように行動分析学を学ぶべきか、その視点を明確にして下さいました。実践家にとって応用行動分析を学ぶことはマイナスどころか、むしろ学問メインにしている側には無いプラス面が山ほどあるということが伝わったことでしょう。

合宿のために、たくさんの物資援助を下さった皆様にも、心から感謝いたします。

ホールのグラウンドピアノとブームスタンドに取り付けられたSHUREのマイクを見て、山本先生は「奥田先生がビートルズなら、私はカーペンターズのtop of the world を歌いましょうかね」と(‘∀`)

じゃあ、“dog of the world”という曲を書いておきます( ´ ▽ ` )ノ

奥田健次

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

プロフィール写真


奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

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奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

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