ココ高知2日目
行動分析学会@高知の初日が無事に終了。
どうも、おはようございます。ヤメ教授の奥田健次、行動分析学者です(^^)
学会の初日とか言いますが、おれは役員なので金曜日から来てます。金曜日には高知入りするために、木曜日の夜に羽田入りしたわけなので、実質的には木曜日からこの出張に備えているってわけで。
初日は発表2件。委員会とかあって、それで徳島ABA研究会の実践賞受章を祝福して、それから特別講演を拝聴しました。
特別講演は「神経生理のデータの取り方が、たった数年前と比べてドエライ科学技術の進歩があるんやなー」という印象。しかし、それだけに「応用行動分析ってのをパッケージにして独立変数にしているところが、めちゃくちゃアバウト過ぎるやん(それでは全然あかんで)」と素直に思った次第。
応用行動分析の中でも「○○法」としてある程度パッケージ化されたものがあっても(そのエビデンスが明確であっても)、行動アセスメントに基づいて介入プランをオーダーメイドするわけなんやから、同じことをしたとは言えんわけよ。
もっとターゲット行動を絞り込んで介入して、その行動変容と神経生理の変化を浮き彫りにせんとあかんでしょう。オペラントとレスポンデントの見なし方とか、他にもいろいろ言いたいことはあるけども。あ、でもおれはそういう行動の絞り込みさえ出来ていれば、神経生理学上の変化を浮き彫りに出来るという確信はありますよ。その手応えは、日々の数多くの臨床ケースの中で得ています。どの行動をというのも分かっています。
あっ、しまった(゜◇゜;)
このブログは真面目なことを書くもんやないんやったわ(^^ゞ
修正、修正。
ウ○コの話をしましょうね。
自分の発表の1つで、要求場面で激しいかんしゃくを起こす子どもに対してお仕事カードとご褒美カードを一緒にラミネートしたツールを使ったやつ。まあ、ずっと昔から使っていた方法なんやけど、今回は支援学校の先生方に使ってもらいたくて。
発表を聞きに来ていた会員らに向かって「昔はね、おもちゃ屋のおっさんがドラクエのソフトと売れ残りのソフトを抱き合わせで買わせていたわけ(今の法律では規制されてるけど)」という説明をしました。
んで、思わずそれに続けて、
「ここにビニール袋があって、そこにイヌのウンコが入っています、と。そのイヌのウンコに10円玉を差し込んで『どうぞこの10円を差し上げます、お取り下さい』と言ったら取る? 取らないかもね。じゃあ、100万円の札束を5本をイヌのウンコ袋に突っ込んだのを出して『どうぞこの500万円を差し上げます、お取り下さい』と言ったら取るでしょ? え? 取らない? じゃあ1000万なら? 札束の一部にウンコが付いていたって受け取るでしょ? ワンコのウンコくらいナンコ付いていても1000万円ゲットやで?」
と、言ってしまいました(^_^)v
メタファーやわー。ウコンの力ならぬウ○コの力やわー。ウ○コの力なんか1000万円と抱き合わせたら無力やわー。
まあ、来てた方々、めちゃ頷いていましたがね。またまた、お下品ですって。
御下品 de 御座居益。
これでも学会発表なので御座居益。
ご覧のように品格のないおれが常任理事だなんて・・・ヽ( ´3`)ノ
さすがネコでも入会できる学会(これ、本当の話です)。
そんなわけで、日曜日の学会最終日はシンポジウムです。おれは打ち合わせゼロにしてもらってます。いつものように、アドリブで判断して面白そうな討論が出来るように仕掛けたいと思います。
えらい先生が指定討論するというステレオタイプな日本の学会のイメージを崩しつつありますよ。指定討論というのは、討論の方向性や口火を切る役割やと思いますね。
だからといって、無理にウ○コの話をしようとかは思ってませんからね。すべては話の展開次第です。
奥田健次
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