足りない物は何ですか
集中講義@早稲田大学も2日目が終わりました(;-_-) =3
まいどお騒がせしております奥田健次でございます(-_-)
客員教授とかをやっております。インディー・ジョーンズ風に言うところの、パートタイム教授ってやつです。
昨日の記事で「早稲田大学、集中講義期間中に集中工事期間中」という趣旨のことを書きましたがね。集中講義を集中工事と掛け合わせたのなら、浅草の寄席みたいな「うまいこと言うな〜」で済むねんけども、おれは無駄に階段を上ったり下りたりし続けているんでね。笑えねえよと。
すべてはエレベーターを閉鎖しているせい。
エレベーターが無いから4階にある教員控室から1階まで階段で降ります。ここですでにクルクル回っているんですよ、クルクル。
分かります?
女子フィギュアの真央ちゃんでもトリプルアクセルとかやろ?
おれは、4回転やで。
それで、1階まで降りたら今度は講義棟に横移動して、それで階段を2つ駆け上がるんですわ。アホみたいな無駄足。講義室に到着したら、目は回っているわ息は切れているわ(;-_-) =3
おれはね「折り返し地点」のある競技って、軽くイラッとするんですよね、子どもの頃から。
たとえば、箱根駅伝とか。電車代がモッタイナイから箱根まで走って行くんだっていうのなら分かりますよ。なのに、復路って何よ? 行って帰ってくるんやったら、行かなくてもええやん。って思うわけ。
中学校の頃の持久走もイヤやったなぁ。グラウンド7周半する意味が分からなかったんよな。おれ、体育の先生に「気の狂ったトンボみたいにクルクル回るのは嫌です」って言ったら、体罰全盛時だったので顔面張り手で鼻血ブー。
毎日やらされたマラソンも宝塚駅まで走って行って解散ってのならまだ分かるわ。それが「折り返し地点」で、今きたばかりの道を戻るんですよ。無駄やろー?
折り返し地点には教師がマジック持って待ってるんですよ。そこまで走ったヤツは教師の持ってるマジックに触れて折り返すわけ。「悪事に手を染めるな」って言葉が気になっていたから、あんまりマジック(しかも油性)には触れたくなかったし。
まあそれよりも無駄なことをしたくなかったので、靴下に100円玉と油性マジックを仕込んでおいて最後尾でスタートし、途中でコースアウト。自販機でジュースを購入してコース脇の墓場に身を隠して休息。んで、適当なタイミングで折り返してきたヤツらの途切れた辺りでコースに戻って、ヒーコラヒーコラ演技しながら学校に戻るというパターンね。もちろん、おれの手には自分で持参したマジックのインクの印付き。
今でも、これってなかなかジーニアスかつユーモラスでちょっぴりインモラールなストラテジーやったと思うわ。
たまに、折り返し地点の教師がマジックの色を有色にするもんやから、こっちも休み時間に手の平に7色ほど薄く付けておいてスタートしたよ。んで、墓場から走っているヤツらの手の平の色を盗み見て「お、今日は緑か!」ということで、おれの手の平の緑以外の色はツバでゴシゴシと消去。微妙に色が残ってしまうから、じろじろ見られたらバレそうなので往生したよ。
こうやって、おれは中学時代は身体を鍛えるよりも頭を鍛えさせてもらいましたね。
それなのに。
この早稲田大学ったら。
でも、執拗に1つでも階段を省略できないか注意深く検討した結果。ちょっと横移動が増えて回り道になるけれども、4階から3階までのエレベーター発見。
これで階段は3階から1階までのトリプルアクセルでOKになったぜ♪( ̄∠  ̄ )ノ
たった1階分だけの省略完成だぜぇ。
せこいやろー。
これがそのエレベーター。
子ども向けのテスト。「足りない物は何ですか?」
答え。
「1階と2階」
正解
もしくはトランプゲームの大富豪エレベーターか。1と2は強いから3が一番下ってこと( ̄▽ ̄)笑
微妙な丘陵地に建てたキャンパスなんやろうけどもね。ちょっとモダンにしてやろうという下心もあったんやと思うよ。だから、このエレベーターの場合は3階が一番下。ここからは横移動して、また階段クルクルというわけです。
うーん、バッドデザイン(´・_・`)
奥田健次
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