行動分析学の本
パートタイム教授の奥田健次です(^^)
大学のほうは非常勤やら客員だけにさせていただき、退職して西軽井沢に移住しました(´ー`)
学校づくりをしています。
ちょっとずつお知らせしていますが、もうすぐ集英社から1冊の本が出ます( ´ ▽ ` )ノ
杉山尚子先生のベストセラーの「行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由」へのオマージュみたいな感じで書いてみました。
今まで出版したものの中で、いちばん教科書らしく書きました。
原稿用紙230枚というのは、書く前は「新書なのに意外と多いねんなぁ」と思ってましたが、スラスラと書いていくと途中から「これ、絶対に書きたいこと、足りんやん」ってなりました(〃´o`)=3
日常例も「ありがち」なものを取り上げ、実践例については「そんなのまで直るの?」というのを、いくつも取り上げています。
教科書的と言いつつ、随所に「崩し」を入れています。リストカット跡を「ギロ」とか「洗濯板」と呼んだエピソードやら、編集部で修正が入るかなと思ったところOKばかりで、こっちが焦ってます(^▽^;)
思うに、やっぱり頭の良い方々ばかりやから、表現上のことよりも文脈をちゃんと重視してくれているんでしょうね。リスカのエピソードも、結局、どうやってハッピーエンドに結びつけたかが示されているからOKだったんだと思います。
その他、てんかん、嘔吐、強迫性障害、不登校、暴力。
一般の読者が読んでも、「へえ、そういうのって同僚にいるよ」「高校時代のツレがそうやった」「親戚の子にいるなあ」「うちの職場の部下に使ってみよう」などと、ヒントが満載です。
これまで学会等で発表してきた、行動分析学による新しい病理モデルも整理して紹介しました。この病理モデルの利点は、そのまま治療に結びつけられる(客観的なデータも収集しやすい)ことにあるんですよ。
原稿は去年の11月には、ほとんど完成していたのでした。本当は今年の3月に出版かなというところだったのですが、そこは大手の出版社。よりインパクトのある販売戦略があったようです。
週刊プレイボーイに出るとかなのか、ジョジョ作品に登場するのか分かりませんがね♪〜(´ε` )
昨日、著者再校直しが思ったよりも長くかかってしまって、佐久の宅配センターに持ち込んだのが営業時間終了1時間前でした!( ̄◇ ̄;)
なんとか月曜日の到着締切に間に合ったでしょう(^3^)=3
これで、おれは安心して海外出張です。
なんかあったら遺作となります(^_^)v
さらに、ちょっとずつ情報が入って来ますので、近いうちに正式なお知らせをブチかまします。
奥田健次
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