天然植物園
行動分析学者、奥田健次です(-_-;)
大学を超早期退職して、西軽井沢で生活しています。大学ではパートタイム教授ですが、メインの仕事は心理臨床です。
先週から咳が出ていて苦しかったので、耳鼻科で治療していただきました。たぶん、薬が効いてくることでしょう。
うちの学校の敷地が5,000坪超え。見回るのも大変ですよ。でも、今の時期は今の時期で面白い。栗拾いをしながら歩き回るのですが、山椒を見つけたり秋には秋の野花が咲いてるし。
みっちゃん来てくれて、ぐるりと回ってみますと。
ワイルド過ぎるので、どんどん何やら収穫していきます( ̄▽ ̄;)
「これ、タマゴタケ! すごい貴重なのよ! 食べる?」(^^)
「無理、無理、無理だって」(;´д`ノ)ノ
あまりにも毒キノコっぽいし、そんなのスーパーとかで売ってるのを見たこともなければ、焼肉屋でも見たことがない。初めてエリンギ茸を焼肉屋で食べようとしたときは、そりゃ緊張したもんな。これが高価な物なんだったら、もっとスーパーで流通するだろうに。
まあ、これを持って帰ってnobuさんと笑いが止まらなくなったら毒キノコだったということよ。
wikipediaで調べて見たら、確かに「タマゴタケ」食用とある。
「食・毒性:海外で食用菌として利用されているセイヨウタマゴタケと同様に食用にされている。鮮美な色調を有することから、日本では有毒キノコのように誤解されがちだが、実は無毒であり、食用菌としてこれを採取するキノコ愛好家も少なくない。ただし、後述の通り本種とよく似ている有毒キノコも存在するため、食用にする際には注意が必要である。」
怖いやん((((;゚Д゚)))))))
「よく似ている有毒キノコも存在する」って。
「ベニテングタケ」ってのが、確かに似てるよ。
一番怖いのは「タマゴタケモドキ」「タマゴテングタケ(猛毒)」ってのがあるらしい((((;゚Д゚)))))))
「もどき」、こえーよ。「テングタケ」、こえーよ((((;゚Д゚)))))))
「ベニ」ではないけど、うちの学校には「テングタケ」もかなりの数、自生してるもん。あと、シメジみたいなのもたくさんあって。
みっちゃんも「これは絶対に食べられる! ・・・はず」みたいなことを言うし。「はず」って・・・( ̄▽ ̄;)
「はず」が付くなら、おれはパス(´ヘ`;)
で、キノコではないけれども、さっきの画像の後ろに写っているカラフルな奴。
ポイフル系のグミなのか?
これも初めて見たわ。「コブラがなんちゃら・・・」とかって言われても、こっちは余計に怖い感じがするだけ。ただまあ、色合いが綺麗でね。赤、ピンク、オレンジ、紫、黄緑、緑って、サクマドロップスみたいやし。
このくだり・・・。あのセリフが聞こえてきた。
「節子、しっかりせえ、節子! それ、ドロップやない、ヘビヘビの実や!」
たいがい怖くなってきたので、まだまだ深いところに探検に行くみっちゃんに「先に帰りますねー」と事務室に戻りました(^^;)
なんせ、これだけ広いと本当に天然の植物園ですよ。
ある大学教授の専門が「野草」で、その先生がどんな草を見ても名前を言う人でね。「ホントかよ?」って思いながら、「これは何ですか?」って聞いたら、「それ、スイバ! 酸っぱいからスイバ!」。「これは何ですか?」、「それ、ホトケノザ! 春の七草のとは違います! 春の七草のは本当は・・・」みたいに。全部、笑顔で即答されてしまった(゜◇゜;)
おれ、熱心な学生やと思われてしまったよ。本当はこの野草学者がどんな回答をしてくれるのかが面白くて質問していたんですけどね。「酸っぱいからスイバ!」しか覚えてないし。
その先生をうちの学校に連れて来たら面白いやろうな〜。
山野草ファンは、絶対に飽きないと思います。あと、野鳥もすごい数と種類。
奥田健次
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