『Como』12月号(10月28日発売)
パートタイム教授、奥田健次です(^^)
大学を退職して、西軽井沢で買い取った古い学校を再生しています。
またまたお知らせですが、取材を受けた雑誌についての販売の情報です。最新号のAERA with Kids に登場したばかりですが、雑誌のインタビュー2013年は次がラストになる予定。
ママのための雑誌『Como(コモ)』、主婦の友社さんです。
先月の主婦の友社の本社で、夜遅くまで熱く語ったやつです。カラーページではないのですが、おれのページは8ページに及ぶ特集になっているので、記念にどうぞ。お友達にも、どうぞ(^o^) あ、回さずにどうぞ(*^^*)
せっかくの若い主婦向けの雑誌なので、他の記事もカントリーキッチンにはまっているおれでも読みたくなる記事がたくさんあるから、お買い求め下さいね。
インタビューのときには「こういう言い方は過激すぎて使えないでしょ!」「まあここで喋るくらいはいいか! ここはどうせカットするんでしょ!」と言っていた部分が、意外とそのまま採用されていて、主婦の友社の意外な肝の据わり具合を見た気がします。
いくつか「オラオラ的な回答」をブチかました挙げ句、おれが自ら「ああ、これじゃあ主婦の友社じゃなくて、主婦の敵社ですね! おれ、会社作るなら『主婦の敵社』にします」って自嘲気味に(^▽^;)
主婦の友社の担当もライターさんもカメラマンさんも爆笑しながら。。。
あ、プロのカメラマンさんの撮影もありまして撮り下ろしです。夏の前のプレジデントの切り抜き編集は問題アリでしたが、今回のはスッキリとした写真の使い方で、これは読者も女性ならば編集者も女性で良いセンスなんやなと実感。
で、内容なのですが。もちろん、さすがに過激すぎる部分はカットないしやんわりと修正されてます。
企画のタイトルは『自分でやる子の育て方』です。まさしく、大和書房から出した『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』をベースにした特集。
自分としては、2013年の雑誌の仕事では一番気に入っています。行動随伴性も、専門用語はさすがに使用を避けていますが、図を3つほど作ってくれていますし。『Como(コモ)』の読者さんが、雑誌で終わらずに書籍まで辿り着いてくれたら良いなと思います。
主婦の友社といえば、アズリン&フォックスの『一日でおむつがはずせる―この方法なら100%成功する』(篠田顕子訳)です。再版されていないので、中古本で出回っているくらい。これって、世界のベストセラー&ロングセラーで、確か11カ国語に翻訳されています。原著は“Toilet training in less than a day”です。
フォックス先生が1997年に来日した際、おれは他の先生に「どうしてもお願い!」と頼まれて、府中市のアカデミアってところでフォックス先生と二人きりでランチしたんよね。にしても「二人きりかよ」って。フォックス先生がエビフライ定食を注文したので、おれも同じのを食べた。お箸の使い方をレクチャーしたけど、まあ学生の頃にこの本はもちろん論文も読んだ先生が目の前でしょ。ついつい調子に乗ってしまったわ。
まあ、お茶目なリチャードも変なことを言うから。
日本語にするとこんな感じ。真面目な話もしたけど、ここではお茶目なところだけ抜粋。
「なあ、日本ではおれの本、売れてる?」
「売れてますよ! 売れすぎて売り切れてますよ」
「読んだ?」
「もちろん学部生の頃に」
「日本ではトイレットトレーニングで誰か有名な人いる?」
「おれです、当たり前のように直してますから」
「おれの本、紹介してる?」
「絶版になってるけど、おれが説明するときはいつも“フォックス-アズリン法”って言ってますよ、まあそこに自分流のスパイスも入りますけどね」
・・・どんだけ売り上げを気にしてるねん( ̄▽ ̄)笑
まあ、そんな感じの先生だったから、思わずこちらも「おれです」と言ってしまったよ。ケース数は年間1,000を軽く超えていた時期やけど、まだまだ青臭い若造やったと思うけどさ。まあ、そういう豪語してしまったものは、その後から今日まで絶え間なく続けているってことで許していただきましょう。その後、論文だって書いているし。
まあ、良い思い出ですよ。フォックス先生は、その後またおれを驚かす本を出してます。その話はまたいつか。
とにかく、世界11カ国で翻訳されて世界で一番売れたトイレットトレーニングの著者と二人っきりでエビフライを食べたという話。その日本語版の出版社が主婦の友社です。
脱線しまくり。
その主婦の友社から、今月28日発売の『Como 12月号』にたっぷり8ページ登場します。
お早めにはamazonなどの予約販売でお申し込み下さい。こちらからどうぞ。
雑誌なので売り切れたら再版されないので、買うならライトナウでしょ!
奥田健次
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