綾瀬市で講演でした
行動分析学者、奥田健次です(^^)
どんなに面白い講演をやっても世の中よくならないので、今はほとんどお断りしている状況です。一番多いときは大小合わせて年50回程度でしたから、ほとんど毎週1回やってたことになります。
講演は種まき。そこでどれくらいの現場の人が「事例研、自主研をやりたい」と思うようになるか。それを生み出すことが目的。だってイイ話を聞いたって何も変わらず、見たって何も変わらない。やって初めて変わるもんでしょ、技術ってのは。
現場に求められているのは知識じゃねーよ。もちろん、肩書きでも資格でもねーし。
そんなわけで、昨日は神奈川県綾瀬市ってところで種まき講演会でした。おれ、ぎりっぎりまで清瀬市やと思ってた。ざっくり「東京の西のほう」とだけ頭にインプットしていたからね。綾瀬市か清瀬市か。ほとんど、瀬戸カトリーヌだったか加藤セトリーヌだったか、はたまた瀬戸朝香だったか芹那だったかって迷うのと似ているぜ。
そんなときは、現地1時間前到着行動や。海老名という指定された駅に到着して時間があるものだから、めざとく美味そうなパン屋を発見。最初に目に入ったのがこれです。思わずキャラメルラテと共に。
これは、あれよ。実写アニメ映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のジャックやろ。ハロウィンだけに。おれ、アメリカで生活していたときに現地で見て感動したよ、その映像と音楽性のすばらしさに。このメロンパンに、夕張メロンのカスタードクリームが入ってるねん。あのな、めっちゃ美味いねん。めっちゃ美味かってん。でも、めっちゃ食べにくいねん。まさにナイトメアー・ビフォア・講演会。
でもな、ほんまに海老名駅のパン屋のジャック、めっちゃうまいねん!!
ハロウィンだけじゃなくて、定番メニューにしたほうがええよ。
主催者や後援協賛の関係機関が活動的なので、オーディエンスは熱心な保護者ばかりでなく、教師や保育士、施設職員など多数のご来場でした。
会場はコンサートとかもやっている市民会館で、楽屋側の関係者入り口から入れてもらいました。「ここ、郷ひろみさんも出入りするところです」とのことで、のっけから億千万の胸騒ぎ。男性浴室付きの楽屋って、まばゆいくらいにエキゾチックJAPAN。
講演の内容はまあええやん。
時間切れでVTRはやっぱりお見せできず。90分じゃムリよ。本当は典型的な自閉症の子どもの変化から、診断名が変わってしまうくらい変化した事例の長期ビデオまであるんですが、3時間コースくらいでないと無理っす。
それでも、ちょっと不便な場所でしたが地元から遠く西日本のほうからまでお越し頂いたようで恐れ入ります。
話の流れで、思わず「叶姉妹にウンコ触らせることは可能か? 可能でしょ?」って言い出した辺りで、前フリもなく叶姉妹のモノマネをアドリブでぶちかます。通常、関東でやるとスベるのですが、意外とウケました。ウケたので、20億円くらいまで釣り上げて4回くらい叶姉妹をやってしまいました。うんこモリモリギガクソサービス。途中、息継ぎを忘れて酸素欠乏でめまいがして、マジでやばかったです(>_<)
まあ、そんなわけで来てない人にはアホなことしか伝わらない内容ですが、とにかく願いは「事例研、やってみたい! 本当に先生は来てくれるの?」という思いが募って、実際のアクションに繋げる人が出てくること。できない理由を考えるプロになるのではなく、『できる』をクリエイトするプロが増えますように。「無理」なものなんて無いよ。それって、どうすればできるかアイデアが浮かばないってこと。
『できる』をプロダクトできたら、教師の仕事って本当に楽しくなるねんよ。これを一生味わわずに公務員生活を終えるか、できるだけ元気なうちに『できる』を経験するか。学習性無力教師になるか、気力にあふれた教師になるか。これは本当に大きな差を生むんですよ。
郷ひろみさんも謳ってるがな。
〽言えないよ 無理だなんて 誰よりもプロになりたくて〜♪
JAPA〜N.+゚(・∀・)゚+.゚
まあ、そんなところです。
奥田健次
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