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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

シドニー日本人学校にて

パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ

あっちこっち飛び回っていますが、いまシドニー。昨日は、シドニー日本人学校で教員研修会、その後、教育相談もありました。無事に、お仕事完了。

いくつか各国を回っていますが、今回のシドニー日本人学校はオーストラリア人を受け入れる「国際学級」を持つ、世界的にもユニークな日本人学校でした。成績も優秀な学校で、それもこういった良い特色からも、そうであろうなと思わせます。ただし、児童生徒の数が東南アジアと違って少ないために、特別支援学級はまだありません。

そんな感じで、子どもへのポジティブな指導や支援をどうやって展開するか、行動分析学の基礎の基礎のお話プラス実践事例についても限られた時間でしたが紹介。通常学級だから出来ないという物の見方ではなくて、今現在の環境で何が出来るかをクリエイトするといった、普段通りのプレゼンです。そう。いつもあちこちで言ってるように、「できるかどうか」じゃなくて「できるを創る」のです。

非常に熱心な教員が多くて、熱い研修会になりました(^^)

熱い研修会は、12月のシドニーらしく、室温も暑かったです(-_-;)



正面玄関。



校舎とグラウンド。

オーストラリアですからね。そりゃ広い、広い。こりゃホント、教員も誰も帰りたいなんて思わない環境でしょうな。

あ、ちなみに知らない方のために。シドニーに限らず、日本人学校には現地採用の教員もいますが、日本の本土から希望した教員が派遣されてきます。その期間はだいたい3年。校長先生も3〜4年くらいなので、良い流れが出来ても5年くらいすると維持しないなんてこともあるのです。世界的マンモス校であるバンコク日本人学校だってそうです。

おれ、バンコクで講演を依頼されてインパクトを残しても、そこから3年くらい経ったかな。そしたらもう、当時の保護者も日本に帰国しているし、教員だって帰国してますよね。だから、現地採用の方々がどれくらい頑張るかでないと、1回の講演では長期的な視点からは何も変わらないです。「何もやらんよりやったほうが何か意味もあろう」という考え方は、ゆとり的な発想。

やっぱり事例研究会とか新任研修会とか、そういった仕組みを変えて定着させないと、それはシドニー日本人学校の規模であれ、大規模校であれ、日本の公立学校であれ、個人の教員の努力とか工夫だけでは何にもならないものです。

ですから、バンコクもそうですがシドニーのほうも、特に現地採用の永住組の方々がどれくらいのシステムを作り上げていくか。ここが一番重要なのだろうと。

今回のシドニーのお仕事も、本当にたまたまの偶然の奇跡的なものが重なって実現したような話でした。種は撒きました。今後、またご縁があれば現地にてお仕事の機会もあるでしょう。そして、3年くらいで日本に帰国される先生方とは、また日本でお会いすることもあるかもしれません。

帰り、シドニーハーバーブリッジを通過。横にはオペラハウスが。11年ぶりの景色よ(゜▽゜*)



11年前は、あのオペラハウスで「カルメン」を鑑賞したなぁ。それから、シドニーオリンピック後の、あのマラソンの「STARTライン」の跡地まで連れて いってもらって、そこで「マラソンなのにクラウチングスタート」をして危険で楽しい遊びをしたなぁ。11年ってあっという間劇場やなぁ。などなど懐かしい 思い出が。

あ、パソコンに残ってたよ。11年前の画像が( ̄▽ ̄)笑



マラソンのスタート地点でクラウチングスタートの姿勢、しかも逆走。これ、五輪後はビュンビュンと車が走っている一般道だから、ちょっと命懸けの撮影でした。おれ、完全に芸人顔で位置についてます(^▽^;)

仕事はすべて順調に終わりました。正直、立ちくらみもするほど、あまり体調は好調ではないですが。それだけに、どの仕事もキャンセルにならずに無事に終えたので、ホッとしていてヤバイです。ホッとするとヤバイんですよねぇ。

でも、今日は朝から「羊の毛刈り」を見学に行きます。そして、牧羊犬の活躍ぶりを生で見てきます。シープドッグが羊たちをうまいこと動かすのを、テレビではなく初めてホンモノが見られるというのでテンション上がり中。アジリティーをやってるシープドッグは何度か見ていますが、シープドッグがシープドッグ本来の仕事をするんですからね。

そういえば、通園施設でうまいこと子どもたちを動かせない保育士に「シープドッグ方式(ただしお祭りっぽく)」を提供したこともありました。

将来、うちの西軽井沢の学校でヤギや羊を飼うつもりなので、そのための真面目な見学会でもあります。そして、自分の臨床の幅をさらに広げるためにも、これは見て学ぶべきもの。行動分析学的な視点からも、しっかり見てこようと

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

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奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

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