羊の毛刈り(後編)
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です(^^)
もう、もちろんシドニーから帰国しているのですが、長くなるのでシドニー滞在中のことを何回かに分けて書きました。そのラスト。
シープドッグにヒツジを集めさせて、その後、種類分けをする作業。そのために、細い通路にヒツジたちを並べます。その整理整頓術で活躍するシープドッグ。1頭で1000〜2000頭のヒツジを集めることが出来るらしいから、こんな頭数くらい屁でもない。こんまり先生を呼ぶ必要も無し。
ヒツジを並べた後、ありえんことが(゜◇゜)
何度も何度も、整列しているヒツジの上を走りまくるシープドッグ。
羊もえらいメェ惑してるぜ( ̄▽ ̄;)
ヒツジの上を走りまくるので、シルクロードならぬシープロード。もしくは、シルクロードではなくウールロード(*´▽`*)=3
オーストラリアだけにDINGOの血が入っているかもしれない由。
その後「さっきはごめんね(追いかけ回して)」ということで、専用フードを大盤振る舞い(^^)
なんとも可愛いですな(*^^*)
午後から、オージーカウボーイのオッサンが、いろんな鞭の使い方を教えてくれた。
見た目は格好良いかもしれないけど、この鞭先の部分には火薬を漬け込んであるんですって。それで、ある程度のソニックブームを起こすと「パチン!」と火薬が音を立てるんですよ。これがまた風情が無い。
おれはソニックブームだけで良いと思うねんけどね。「ヒュン」っていう音速サウンドね。でも、なんせオーストラリアの牧場は広いからさ。こんな火薬の仕掛けで音を立てて、それで合図を送っているんだそうな。
そして、ブーメラン、ブーメラン、ブーメラン、ブーメラン。
これマジで。
うまいこと投げると、本当に投げたところに戻ってくるんよね(゜▽゜*)
このカウボーイが投げたら、確かに何度投げてもきちんと戻ってくる(゜◇゜)
お土産でもらったことがあるけどさ。問題は日本にはブーメランの練習をするほどの広い土地は無いよってこと。あ、うちの学校なら広いからブーメランの練習が出来るね。しかも、本来の目的通り、狩猟用に。アボリジニに倣って軽井沢でブーメラン教室もやろうかな。
ってなわけで、羊の毛刈りだけじゃなくて牧羊犬のお仕事、ブーメランを使った狩猟など、ブログの読者の日常生活にも有益なレポートでした。日々の暮らしの中でお役立て下さい(^3^)=3
奥田健次//
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