弘前にて・・・
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
2回目の弘前(ひろさき)。
青森県には、このところ定期的に出張するようになりましたが、場所が弘前ということになりました。知らない人は知らないかもなので、ふりがな付けておきました。
ちょうど2年前、あれが初めての青森県。その初めての青森県の滞在場所が弘前市でした。弘前大学で開催された日本特殊教育学会大会に参加するためです。
ええ場所でしたよ。
学会発表もシンポジウムも終わらせて、弟子らと弘前カレーみたいなものを食べて「よっしゃ、これから食後のデザート行くで! ええところ見つけてるねん」と言って、行き先も内容も告げずにレンタカーでGO。
弟子らはスイーツだろうと思っていたはず。
どんどん山道へ。
山奥へ。
まだこれでもそんな山奥のロッジに、お洒落なスイーツカフェでもあると思っていたかもしれん。
到着したところが森の中の果樹園。
「さあ、食後のスイーツや! 食べ放題やで!」
「じぇじぇ〜」( ← 2年前のことなので、今なら「じぇじぇ〜」でしょうが、当時はまだそのフレーズは生まれていませんでした。)
つーか、おれがフツーに行きたかったんよね。その頃、長野県に移住しようと計画していたし、果樹園の様子を見ておきたかったんよ。
ちなみに写真は、こちらね。
今までお皿の上に乗ってる「デラウェア」とかなら食べたことがあるけど、果樹園のブドウの木になってるデラウェアを今まさに収穫してそのまま食べるという贅沢さ。
おれなんか調子に乗って、わざと収穫せずに枝になってるデラウェアをそのまま実だけ取って全部食べたりしたもんね。これなんか、「ああ、今おれはこの大地、そして地球とつながってるねんな」と実感したもん。鳥らと同じ食べ方ですやん。ワイルドかつ贅沢や。
みなさんもやってみて下さい。
「地球食い」
たとえば、バナナの木からバナナの実を取らずにそのまま木に登って皮を剝いてそこで食べる。バナナの木を食べてるような錯覚がおきるから。
この果樹園の説明が、都会っ子のおれを躊躇させた。
「桃とか梨ですけどね、甘い実と甘くない実があるから、甘くないのを見つけたらそのまま地面に捨ててくれたらいいからね」
「も、も、桃を捨てる? 今までどんな甘くない桃でも食卓で出たものを捨てたことはないぜ」
そういう躊躇もありながら、弟子らと収穫即食べ開始。
確かに。甘くて美味しい桃もあれば、見た目が同じなのに「あれ? 水っぽい・・・」という甘味をほとんど感じないような桃もある。梨もそう。
で、さっきのオバサンの言葉。
「捨てたらいいから」
はい。確かに果樹園に来たら、やっちまいますね。美味しくないのでお腹いっぱいにしたくないし。
「これ外れ、えいっ」とハシゴの上から、たった1口しか食べてない桃を地面に投げ捨てる。
「おれは『さるかに合戦』の猿か〜い」と一人ツッコミ。
梨畑では、美味しくない梨とか落ちてる梨を見つけては、弟子らとそれをパス回し。
弟子コトーなどは「ブラジル人とかはこうやってオレンジとか蹴って遊んでサッカーが上手くなるんです」と解説。「ほんまかい!?」。
たしかに、あまりに強く蹴ると梨が簡単に割れてしまう。まあ、割れたところでいくらでも別の梨があるねんけどさ。ソフトにすばやいパス回しができるんよね。
したがって、日本サッカー男児よ。サッカーを上手くなりたければ果物を使え。という理屈が成り立つのかもしれへん。セルジオいちごさん、ちゃうわ、セルジオ越後さんに叱られるかもしれませんが(^▽^;)
まずは、こうした広大な果樹園を作ることがおれの一つの目標となった。
子どもがいたずらしても、いくらでも採り放題。鳥が食べようと、どうぞご勝手に。
そういうハーベストな果樹園を目指しています。
うちの学校のグラウンドにある自生のブラックベリーは、これはもう採り放題の食べ放題でしょ。
うちのブルーベリーもそれを目指します。
などなど。そんな思い出の弘前。
新青森駅を出た電車。
次の電車に乗って弘前駅に到着。津軽三味線が流れていて、聴覚的に青森らしくてイイ。
寒さについては、軽井沢のほうが「冷たい」感じ。弘前のほうが風が強くて「寒い」感じ。
とりあえず、弘前駅のコンビニでスイーツ大福購入。
イチゴケーキ味とプリン味(*^^*)
ジョジョ風に感想を言えば。
「ふるえるぞハート!とろけるほどスイート!! おおおおおっ 食べるぞ大福のスイーツ!」
・・・でも、マイメロディーとか、レジで買うときに恥ずかしいやんけ( ̄Σ ̄;)
帰りに自販機でこんなホットドリンク発見。昔懐かし「バザールでゴザール」にそっくりのパッケージ。
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