桜サク、バンクーバー
パートタイム教授、奥田健次です(^^)/
常勤で務めていた大学を超早期退職し、恐ろしくもフリーバードになってしまいました。ちなみに「恐ろしい」とは「自分のこと」です。俺を自由にしたら恐ろしいなということは、組織で働いているときから自覚していました。
色んな意味があります。
際限なく、曜日関係なく、仕事ができるという自由。その恐ろしさ。
大学の組織でしょうもないこと（e.g. 地位みたいなもん）にあくせくしている奴に気を遣う必要なし。その恐ろしさ。
自分で何でも好き嫌いを決められること。その恐ろしさ。
自由とは恐ろしいもんなのです。
とはいえ、自由です♪( ´ε`)
ってなわけで、バンクーバーに来ています。気温が寒くて３度くらい。ま、軽井沢みたいなもんです。
なのに、軽井沢はまだまだ新緑と花の景色は先になります。不思議やなあ。恐らく、最低気温が軽井沢のほうが氷点下まで下がるからでしょう。地面が凍っているなと思いますもん。
毎年、この時期にバンクーバーに来ると肌寒さが同じなのに桜は咲いているし、花壇の花も春らしい彩りです。うらやましい。
個人的に好きな風景。
平均的な日本人から少し離れたところに目が行くという、へそ曲がりなリスト。
７年連続７回目。とうとう気になるあの名物景色を捉えられました。ここは空港を出た辺り。初めてバンクーバーに来たときに飛行機の中から「気になる木」を見ていました。この木、何の木、気になる気になる木。見たこともない木ですから。
いえね。
なんで木材を川の中で保管しているのか、俺には謎だったのです。普通に「腐るやん！」と思っていました。当然、日本では柱などが水で濡れると腐るという心配をするのが常識です。だから、別にカナダ人のことを心配する必要なんかないんですが、「こらこら何やっとんねん！」と木のことが気になってました。
とりあえずの理由が分かりました。
どうやら「水中乾燥」というのをやっているのだとか。分かったとか言いながら、本当にこれ、理解できません。水中で乾燥ですよ。
水中で乾燥ですよ！？ 奥さん。
順番逆のほうがええか。
奥さん、水中で乾燥ですよ！？
・・・順番はどうでもええのか。
世の主婦なら分かるでしょ。洗濯物を乾燥させようとするとき水中で乾燥させる人がどこにいますのん？
まあしかし、とにかく材木立国カナダですから、水中乾燥という行為で材木に含まれる湿気を抜くんですって。「木のことはカナダ人に聞け」。そういうことわざがあったかどうか分かりませんが、木のことが気になったら木のことに詳しいカナダ人に本気で聞きに行く危機感をもったほうが良い気がする。
気になる木。
こいつも気になる木ですから。
なんか幹の周辺から枝分かれしていて、これが蝋燭の燭台のように見えるじゃありませんか。沖縄の枝が垂れ下がる木も気になるけど、カナダのこういう何気ない街路樹の燭台のような枝の生え方が気になる。
他には、まあ今回は行く暇が無かったけどレインフォレストが最高のマイナスイオンシャワー。
樹齢が何百年で倒れた樹木の幹の上に、新しい木が生えているのとか。すげー、お前はスゲーよ。そんな感じで、レインフォレストで感動できます。屋久島とかも縄文杉とかスゲーらしいけど、恐らく屋久島に行くよりも成田からバンクーバーまで飛行機で行って、んで市内を移動して国立公園（？）だかに出かけたほうがお手軽かも。
まあ、そんな感じで雨の降る森の中ってええよ。そこで聞こえる色んな音、雨と木や葉の臭い、土の臭い。最高の贅沢な自然を味わえます。ただし、熊出没注意。
タイトル、桜サク、バンクーバーと言いながら、桜の写真はゼロでした(^▽^;)
濃いピンク、淡いピンク、白に近い各種サクラ、咲いてました。
ってなわけで、仕事モードに切り替えます。
奥田健次//
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