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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
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家庭犬トレーニング合宿2014でした!

パートタイム教授、奥田健次です(^o^)

常勤で勤務していた大学をサラリと早期退職して、西軽井沢の5,000坪の廃校を買い取りました。そこでの生活も3年目。今は、ここに私立幼稚園を設立する準備をしているところです。

今年6月に長野県に設置申請を行いました。その内容は、先日9月3日の信濃毎日新聞朝刊にて大きく取り上げられました。

さて、今日までうちの学校で、毎年恒例となっています山本央子先生のご指導による『家庭犬インストラクター研修』が2泊3日で開催されました。

今回は山梨県の帝京科学大学の大学院生と学部生さんが中心となり、そこにすでに各地で各種トレーニングを実施しているプロの方々や動物の行政関係者などが全国から集まって、朝から晩まで「考えて、やってみて、振り返って、またやってみる」という、ひたすら技術的な指導を受けていただく、とても良い時間になりました。

犬の行動の評論家はあちこちにいるようですが(人間もそうですけど)、実際に散歩ひとつ上手く楽しくできるかというと、それには当然練習が要ります。家の中で人と犬とが安心して暮らせるようになるために、個別の行動目標の設定、環境設定から何から何まで、ハンドリングの技術だけではなくて、「見立て」が重要になってきます。

この辺り、まるで人間の子どもの行動上の問題への取り組みと、まったく同じ作業のようですね。

ただ、犬の場合は「犬種特性」なるものが、かなり語られる場合が多いなという印象があります。したがって、そこのところを自分は専門外なので正直、何も分かりません。

そもそも、なんか略語というか専門用語が多い(^▽^;)

「あのイタグレの子、問題行動が多すぎて」と聞いたら、真面目に「イタズラ好きでグレている犬のことか?」と思いましたもん。山本先生の仰る「うちのカミーヌ」というのも、半年くらいしてからそういう名前の子じゃなくて「噛み犬」(標準語では「噛む犬」)だということが判明(^^;)

その勘違いを指摘したら「吠える犬」のことを山本先生は「ホエリータ」と呼ぶようになってしまいました( ̄▽ ̄)笑

「カミーヌ」「ホエリータ」。フランスやイタリアっぽい名前です。

ほんなら「不安障害の犬」のことは、「ファン・ペルシ」でいかがかしら。オランダ代表選手やがな(* ̄∇ ̄)ノ

「スタンプ」って聞いたら、最初に切手が目に浮かぶし。「あの子、ラリオビやってるんです」って聞いたときは「薬物でラリった状態の犬が帯に巻かれているの?」って、これ本当に真面目に思いましたもんね。ちなみに、うちの弟子コトーは「ラビオリ」「餃子」と言っていた。あと、アルファベット3文字以上の組織名称が多すぎ。

話を戻します。

自分が分かるところは、目標が設定された後のシェイピングのタイミングやら、そういうところですね。行動の原理は同じですから、そこを見つける楽しみがあります。

山本先生の高い技術を見て、やり方を見てもらってフィードバックをいただけるという贅沢なプログラム。教科書やDVDでのお勉強中心の方々には、絶対に到達できない技術の実習というのがあるのです。

よく例えで話すことですが、キャッチボールがうまくなりたいからってイチロー選手の試合を1,000試合観たって、決して上手くはならないということです。

自分だってテニスの中継をウィンブルドンやフレンチオープンなど中学生の頃から見てきましたが、テニスそのものをやったことがないので、きっと思っているようなサーブが打てないだろうと思います。(せっかく軽井沢に移住したので、時間さえあれば習いたいものです)

研修会オタクみたいになって資格コレクターになったって、大学や大学院に進学して学歴を付けたところで、それらと臨床の技術は残念ですが「まったく別モノ」と考えたほうがよろしいです。ちなみに人間もそう。

「どんな犬が来ても何とかしまっせ」というのが臨床です。

それにしても、帝京科学大学の学生さんは毎年すごい積極的にコミュニケーションを取れる人が多くて、素直で素晴らしいなと思います。うらやましい。動物業界で修行を積んでおいて、途中から「やっぱ人間やりたい!」と言い出す学生さんがおらへんかな。笑

うちの三代目、はりきり活躍しすぎてくれました。



疲れ果てし犬となっています(^^;)

調子を崩して上げ下げしてますが、また通常の生活に戻るでしょう。

分離不安やら触覚過敏やら、他の犬への吠えやら、そういう大きな問題をかかえて、うちの子になったのですが、大幅に改善されました。一方で、うちの環境的に(自分がほとんどいなくて管理人まかせ)どうしようもない部分もあります。

新しい課題も見つかったので、やれることは介入していこうと思います。

来年以降も実施しますので、本当の技術を身につけたい人はお越し下さい。

どっかの資格や賞状のような紙切れを身につけたい人や、「もうすでに知っているから」と評論家のままでいたい人が来るところではありません。

こちらもカツカツの予算の中で、出来る限りの場所と機会を提供しています。私は人間の臨床をプロとしてやっていますが、犬の臨床家の山本先生の「見立て」と「技術」にはいつも感動するばかりです。ここでの研修の価値

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

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奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

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