幼稚園設立準備会の発足につきまして
奥田健次です。
2014年6月に、長野県に幼稚園の設置申請を行いました。そのことは、お知らせしてきました通りです。
その結果を、ご報告いたします。
2014年の12月には、長野県の私立学校審議会の結果が出るだろうと申し上げてきましたが、結果は、長野県から「審議会への審議は先送りし、再申請するように」という趣旨の依頼を受けました。
すなわち、残念ながら今年度の認可を受けることはできませんでした。
審議を先送りとされた大きな理由は、幼稚園園舎建築と設備に必要な自己資金が足りないという点でした。日本私立学校振興・共済事業団からの無理のない程度の融資を受けての計画を立てていたのですが、長野県の基準ではそれを認めないということになっているということです。
再申請の依頼文書はおよそ具体的な内容でした。新しい幼稚園の趣旨や教育理念には賛同してくださっています。しかし、質の高い特色ある幼稚園づくりを実施するにはしっかりした財政基盤が必要であるとの判断です。
2016年春の入園を心待ちしてくださっていたお父さん、お母さん、応援して下さった関係者の皆様、力足らずで申し訳ございません。1年先延ばしになってしまいました。
来年6月の再申請に向かって、仕切り直しをしたところです。
こんな折、この幼稚園設立を支援する会が立ち上がりました。名称は「サムエル幼稚園設立準備会」ということになりました。この新しい幼稚園の設立を心から願って手弁当で集まった仲間たちです。ホームページも立ち上げていただきました。
そして、長野県から指摘された自己資金の足りなさをカバーし、信頼を得る体制とするため準備会が『設立支援基金』を設けてくれました。基金についてのことは、私は一委員に過ぎませんのでノータッチですが、情報が整い次第、順次お知らせいたします。
私がやれることは、本業である教育相談や心理臨床、子育て相談や学校コンサルテーション、大学での研究活動です。本業にしっかりと向き合いつつ、日本で初めての行動分析学による幼稚園を設立するために専門家の立場から取り組みたいと思います。
お一人おひとりの励ましと支えに勇気づけられております。今後とも、どうぞご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
サムエル幼稚園設立準備会のホームページは、こちら(サムエル幼稚園設立準備会)からご覧下さい。少しずつコンテンツを充実させていくとのことです。
奥田健次
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