放課後等デイサービスもやらねば・・・
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
大学をスパッと超早期退職し、西軽井沢で学校づくりをしていました。今年4月、幼稚園を開園し、うちにしかできない教育を実現しています。
こちら、5月に植えたカブがもう収穫できました。リアル大きなかぶ。大人からしたら小さなカブですが、子どもからしたら大きなかぶ。
持って帰って、それぞれ家庭で食べたそうです。
定員35名の、長野県でいちばん小さなサイズの幼稚園です。
定員200名の幼稚園にすれば、黒字になるということを関係者から聞いていました。でも、長野県に他に35名定員の幼稚園があって、他にこんな小さなサイズの幼稚園があるのであれば、うちにも出来るだろうと。
それでシミュレーションしてみれば、私が法人からも幼稚園からも給与も報酬もいただかないようにしていけば、定員を満たせば裕福ではないけれども十分やっていけるということがわかりました。
ただし、完成年次までは毎年園児募集をする枠を残しておくため、35名揃っていませんので大赤字のスタートとなっています。
さて、この幼稚園には併設で児童発達支援事業所を開設しています。
もちろん、こちらのほうも100%行動分析学を用いたプログラムを提供しています。ターゲットが明確で、介入方法がきめ細かいため、親御さんへの指導にかなり力を入れています。ただ預かるだけのデイサービスではありません。
幼稚園の園児で、発達につまずきのある子どもさんはこの事業所でABAに基づく個別や集団での指導を受けてもらっています。同じ建物を使っていて、事業所から幼稚園への直接・間接支援も毎日やっているため、ここまで連携の出来るシステムは他になかなか無いと思います。
こういうシステムが好評で、県外から引っ越ししてまで利用される方も複数おられます。
先に児童発達支援事業所を運営している弟子筋らの話によれば、「児童発達支援事業所をやっていると、事業所を卒業した子たちに同じ方針の行き先を確保してあげたくなります」とのこと。実際、それで放課後等デイサービスを設置したという話です。
うちもですね、御代田町には放課後等デイサービスは一つもありません。
今から想像すると、やはりうちの事業所を出た子どもたちの行き先は、我々も何とか自前で用意してあげたいなという気持ちになっています。
ただ、幼稚園と学校法人を設立するにあたって私個人は、可能な限りの借り入れもした上で、資産すべて寄付して設立しています。
もう個人では限界があります。
それでも、学校法人が生まれたわけです。
学校法人の良いところは、寄付などで寄付する側にもされた側にも税制上、(私は詳しくありませんが)優遇されるそうです。
そこで、ぜひとも放課後等デイサービスを実現するために学校法人西軽井沢学園にご寄付をいただきたいのです。
たとえば、お金でなくても土地建物でも構いません。御代田町、軽井沢町、小諸市、佐久市の広域で余っている土地建物を学校法人に寄付していただければ、それを利用することが出来るかも知れません。
詳しい情報や連絡方法は、幼稚園のホームページをご覧下さい。
そういえば、一昨年、ちょっと離れますが県内の上小地区でしたが「廃園にする幼稚園があるので、奥田先生にもらっていただいて有効活用していただけないか、というプランもあるんです」と声を掛けられました。その当時は、自分の幼稚園がまだ決まってもいなかったためにお断りしたのですが、今ならお引き受けできるかもしれません。
他府県でも「幼稚園のために使って」というような土地でも、何か新しいことができるかもしれません。
廃園になる幼稚園ほど大規模なものでなくても大丈夫です。空き家で十分です。
日本は現在、7軒に1軒が空き家なそうです。
空き家を持っているだけで固定資産税もかかるし、子どもの世代に相続させるとそれにも税がかかってしまうので手放したいという人が増えているそうです。
どうせなら、学校法人に寄付していただきたいです。
アンファンだかポンファンだかタンファンだかいうのが50億円の資産で女をかこって、挙げ句その資産を愛犬に相続させようなんて考えた末、何者かに毒を盛られて怪死という・・・。
その半分でも、いやその半分の半分でもいただければ、私だったらすべてを小学校の設立に使うのですけれどもね。自分のために貯め込むなんて、本当にみっともない。
でも、我が国の成金ってそういうのが多いんでしょうね。
良い服を着て、良い車に乗って、良い家に住んでも、やっぱり自分のために貯め込む姿は本当にみっともないとしか言いようがない。
欧米だと、社会福祉事業や教育事業に捧げようとする富豪が現れますが、日本ではねえ・・・。
まあ小学校は夢のような話ですので、現実としてはまず卒園児のことを考えて、次に地域社会のことを考えて、何とか放課後等デイサービスを立ち上げたいと。
近場で、空き家、空き地、その他の遊休不動産を、ぜひ学校法人西軽井沢学園にお譲り下さい。
閉園したい幼稚園や保育所も、県外の方でもご相談下さい。とても買うことはできませんが、譲り受けて再生することは可能です。金儲けをしたい目的での声掛けはご遠慮下さい。
私としては、すでにサムエル幼稚園や児童発達支援事業所ハンナで実現している教育成果をオープンにして情報提供することで、よりよい支援プログラムを広く世間に提供することでお返しできます。
先日の保護者実践家向け合宿に来られた方々にも、サムエル幼稚園や児童発達支援事業所ハンナで使用している課題分析や行動チェックリストを企業秘密みたいにはせず、全員に公開しました。
それどころか、どうぞ持って帰って使って下さいとばかりに、写真でそれらを撮ることも許可しました。
公立の学校が公開しているのではなく、私立の幼稚園と民間事業所の私共がこれだけオープンにしているのです。
私は何の政治力もない一介の臨床職人に過ぎないため、こんな程度の呼びかけが精一杯です。
以上、学校法人西軽井沢学園を代表して、心ある方々へのお願いでした。
奥田健次
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