ラジオ番組、4週にわたって出演します
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
大学をさらっと超早期退職して、西軽井沢で学校づくりをしています。
私立幼稚園を開園して、まもなく1年が経とうとしています。
幼稚園をやっていて子どもたちの育ち以外でも面白いことがあります。
文科省が地方自治体を通して調査している項目があるのですが、たとえば特別支援教育に関するガイドラインの実施状況。最近の重要事項では「合理的配慮」の取り組み。
これらの調査項目に回答しなければならないのですが、私はこれらを専門家として紹介し、推奨して来ました。
それで、うちの幼稚園では義務としてやっているというよりも、園の特色や売りの一つとして取り組んでいるわけです。
そうすると、いくつかの回答すべき項目で調査上の不具合を見つけることもあります。それについて長野県の窓口担当者に問い合わせて指摘し、陳情を申し上げますと、県のほうも文科省に問い合わせることになります。
文科省は、それに対して非常に丁寧に回答をしてくれるはずです。
こういうエピソード1つを通しても、かつて幼稚園の設置申請を強く拒んだ長野県の役人さんが、認可どころか申請すら拒み続けた理由の一端がなんとなく分かった気がします。
私が専門家すぎるために、「やや」仕事が増えることを敬遠したのかもしれません。
理事長が専門で詳しくて、直々に電話で問い合わせるわけですから「ちょっと」厄介なのかもしれません。笑
しかし現在の長野県の窓口担当者はフェアにやって下さっているので、たいへん有り難いことです。まあ、もう幼稚園が出来てしまったわけですから当然と言えば当然でしょう。
少しでも長野県の、そして国内の教育機関にとって、良いモデルを示していきたいものです。その先には必要としている多くの当事者、子ども、家族がいるわけですので。「やや仕事が増えること」や「ちょっと厄介」も、大義があるのでご理解いただきたいです。
さて、ちょいちょいゲスト出演しているFM世田谷さんの番組に、今度は4週連続で出演します。
この土曜日から4週続きます。
地域のFM放送ですが、エフエム世田谷のホームページを開くと全国、全世界で聴取できますので、どうぞお聴き下さいませ。
[玉城ちはる 心の参観日]
1月26日(土)10:00-10:30
2月 2日(土)10:00-10:30
2月 9日(土)10:00-10:30
2月16日(土)10:00-10:30
玉城ちはるさんが、素朴な疑問だけでなくリスナーからの「よくある子育て質問」を読み上げて下さって、私のほうでアドリブで回答するという簡単そうで、なかなか難しい仕事。
MCの台本はあっても、私には台本まったくありませんからね。というか、台本の作りようがないでしょう。だって、アドリブで答える番組ですから。
難しいのは、ラジオ番組でも時間帯によってはそれなりに自主規制というのがあります。
この番組は、それなりに自主規制がありますものですから、私のトークの切れ味は「ハサミの刃の背中」くらいかもしれません。ハサミの刃の背中で切れるものは、段ボールのガムテープを裂く程度のもの。
時間帯を変えると、スパッとナタで竹を割るくらいの切れ味で行けるのですが。
私の講演会とか聞きにこられた方なら、きっとここの辺りはテレビやラジオでなかったら「こんなこと言う○○学者なんて、うんこクソ馬鹿野郎ですね」と言っているだろうな、と想像していただけるかも?
エフエム世田谷のホームページを開いて、無料で聴取して下さい。
前回までは、2冊のマンガ(『拝啓、アスペルガー先生 マンガ版』と『マンガ 奥田健次の出張カウンセリング – 自閉症の家族支援物語』)を、結構紹介していただきました。
今回、玉城さんは『子育て過激本』である『世界に1つだけの子育ての教科書 – 子育ての失敗を100%取り戻す方法』を、かなり読み込んで来てくれているそうで。楽しみです。
この本は、結構、各界著名人が「他の子育て本と違う」と読んでくれて、いくつか対談も実現しました。
世田谷って、やっぱり教育の意識の高い方が多くって、そういえば二子玉川で『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』がかなり売れたというデータがありました。当時、うちのスタッフが書いたブログの記事があります。
玉城さん、今度はこの『叱りゼロ』も読んでみて下さいね。こちら、もう重版16〜17刷りくらいになったかな? ロングセラーです。
エフエム世田谷、4週にわたって放送されますので、聞き逃しのないようにカレンダーなどをセットして下さい。感想を聞かせていただければ幸いです。
奥田健次
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