今日は、空手の技について、話してみましょう。 まず、手で突く、突き技の中には、(空手の突きは)
い、拳固で突く、正拳突き、
ろ、手刀で突く、貫手突き、
は、指拳で突く、二本指拳突き
の3法の手拳の突き方が在ります。
い、の正拳突きには、
1、縦拳(秘拳)、
2、横拳、
3、逆拳
と3法の突き当て方が在ります。一般的には、横拳が広く知られています。
少林寺流拳行館が唯一縦拳を主拳としています。拳の握り方は、人差し指から順番に中指、薬指、小指と握り、親指の付け根を人差し指に押し付け大きく内に回して強く握り締めます。
そして、拳を当てる処は、人差し指と中指の第一関節と人差し指の第二関節の部分を、的に突き刺す様に当てます。
突き技は、まず呼吸を諮り、腕だけで突かず,体全身、即ち、足で踏切、腰を捻り、体を押し込み、的に突き刺す様に打ち当てる事が大切です。そして突き刺し当てたら,すぐに 引き戻し、息を吐き、残心を示す事が重要です。
其のことにより、より正確に、より強く、そして、より速く突ける様に成ります。
繰り返し練習し、空突きでフォーム作りが出来た次に、何かもの(パンチング・ミツト、マキワラ(巻き藁)、サンド・バッグ、究極的には、スーパーセーフ安全具の胴等に、実際に突き当てて鍛錬して初めて本当に突き技を理解し修得する事が出来ます。