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1/13 たてみんとの共作!OPコラボで読んだ朗読のお話♫


みなさんこんにちは!

”歌う絵本作家”まみめろこと米田真実です(*´ω`*)





先日のたてみんとの共催イベント

イベント全体のレポートはこちら




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今日はOPコラボで読んだ朗読についてお話しするよ♫



この朗読はたてみんの楽曲『#ウルトラビックバン』に付随するものです





まずは全文を公開(*’ω’*)






これは嘘のような、一方で本当のような、世界が変わったひみつのお話。


今から何年前のことでしょうか。

とある地球(ほし)で、島の端っこでひとりの女の子が生まれました。 

少女が暮らしている島では、たとえば島の重要事項を決めたり、何か奇妙な話を信じる時、 「多数決」を採り、より意見が多いほうを真実として世界を作り上げてきました。 

そして少女の意見だけはいつも人々と異なっていました。 

そんな少女に人々は「お前は人とは違うんだ」「君はひとりなんだ」と口々に言いました。


少女はそんな自分が苦しくて、悲しくて、少しずつ人と合わせることを覚えました。

周り の視線や仕草を読み、なるべく世界と同調する。それが、自分にとって唯一の苦の無い方 法だと、過信するようになったのです。


ある日、少女はひとりの女の子に出会いました。髪の毛は海のような蒼い色、星空のよう なキラキラとした服を纏っています。

彼女はメガロフィーと言いました。

メガロフィー はその奇抜な見た目で、人々から距離を置かれていました。

 しかし、彼女はそれを気にすることもなく、いつも自分の意志をはっきり伝え、自分が納 得するまで折れずに戦っていました。すると、やがてメガロフィーは人々たちの目を惹く ようになったのです。


最初こそ人々はメガロフィーを軽蔑していましたが、「あいつは見た目は色鮮やかで変なの に、話すと面白くて興味深い」と、少しずつそう言う者が増えていったのです。

ついには 彼女の周りには、いつも人々が絶えなくなりました。


少女はそれを奇跡だと思いました。この多数決がすべての島で、メガロフィーが、周りの 人々の考えを1人で変えてしまったのですから。 

どうしたらそんなことができるのだろうと、少女は勇気を出してメガロフィー に話しかけ ました。


「ねぇ、メガロフィー 、あなたはどうして、そんなに人と違うの?」 


「どうしてって、人と一緒のほうがつまらないじゃない。誰かと同調するなんて真っ平ご めんだわ。好きなものは好きだって言いたいし、世界はこんなにも広いでしょう、1 人で もそんな自分を認めてくれるなら、他には何もいらないわ」


メガロフィーはなんでもないことのように言いましたが、少女はその言葉にパチパチとは じけそうになるほどの目眩がしました。

好きなことを好きだと言えず、ずっと気持ちを押し殺していた少女にとって、その言葉は 心から願っていたものだったのです。 


「…わたし、本当はあそこのあまり人気じゃないお洋服が好き。あのアイドルグループの 後ろの子が好き。あなたの、その青い髪が好き。…もっと、わたしになりたい。わたしは わたしだって、みんなに言いたい!」


「いいじゃない、自分は自分で。周りがどうであろうと関係ないわ。心がときめくほうに 進めばいいのよ!」


メガロフィー は少女の手を握り、突然走りはじめました。握られた左手は、少しだけ汗ば んでいました。

メガロフィー の手の甲には”メガロキフィマ”と彫られていました。


少女とメガロフィー は世界を駆け抜けます。

周りの視線はもう気になることはありません。 

好きなことを好きだと、胸を張って生きていく未来がとってもキラキラしていて、もう苦しむことはないと、心の底から思えたのです。


「ねえ、キミと一緒なら、あの空を超えて、宇宙にだって飛んでいけそうなんだ」







いかがでしょうか♫



このお話はたてみんとの共作

部分、部分で解説していきますね!


ただ、たてみんと私の解釈は若干のズレがあるかもしれませんw


たてみんもこの朗読について何かしら書くだろうからそっちも参考にしてね





まずはたてみんにベースを書いてもらって私が肉付けをしたのですが、、



一言で言ってしまうと、たてみんからのメッセージは「周りに合わせたり流されたりせず、自分は自分らしく生きれる世界は素敵だ」ということ。



たてみんは主人公の少女と自分を重ねているのね。


楽曲『#ウルトラビックバン』の一節にも


周りとか 時間とか 余計なことばっか気にして

隠れて俯いちゃう日々にうんざりして

でもキミがそばにいてくれるなら なんでも出来ちゃう気がしてるんだ”



この歌詞からも想像出来るように、たてみんはちゃんと楽曲からお話しを膨らめてくれました


だから私も今回お話し作りには苦労しなくて済んだよ〜!笑



米田が個人的に添削で一番いい仕事したなと思うとこは、主人公じゃない方の女の子に名前を付けたこと



そう、メガロフィー という名前にはちゃんと意味があります


文章中にも出てくる“メガロキフィマ”はギリシャ語でビックバンという意味なのです(*´ω`*)


そう、メガロフィー はメガロキフィマを名前っぽくした造語です


登場人物が少女と女の子だったから分かりやすく区別もしたかったしね♫


あとはたてみんがSF感出てもいいと言っていたのでこのような仕上がりになりました



BGMも米田チョイス!



読むのは今回分かりやすいお話しだったので感情移入しやすかったよ



私も個性は大事にしたいタイプだから、なんか少女の気持ちがすごくわかってね


朗読というか少し朗読劇風に読みました(*’ω’*)

一人二役♫



今回の朗読はたてみんが動画をアップしてくれるそうなのでしばらくお待ちください(*´ω`*)





生で聴いてくれた人は、感想お待ちしてます




たてみんとのコラボ楽しかった!

たまにはいいよね♫



次のブログもまだ13日のこと書きます笑

今回はこの辺で





まみめろ

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Profile

よねだ まみ

よねだ まみ
身長:162cm
生年月日:7月29日

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