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「命のリレー」

来週、とある女子高で特別講義をさせて頂くことになり、今日は午後から資料作成してました。


テーマは、「女性の身体」。


ざっくりしてるので何を話そうかなと思ったのですが、


これから20代を迎える10代だからこそら知っていて欲しいことをお伝えできたらなと思って準備をしました。


女性の身体は、思っている以上に繊細。


女性ホルモンは、2種類のホルモンがすごく繊細なバランスで絶妙に分泌されているし


日々生成される男性の精子と違って、女性の卵子は、胎児期に作られて、産まれてからは減る一方、新たに作られることは二度とありません。      


少しのホルモンバランスの崩れが、性格や対人関係、場合によっては働き方を大きく左右するし、


お母さんのお腹の中にいる時に作られた卵子は、毎月の排卵と共に失われ、また、日々のちょっとした生活習慣によってどんどん質が悪くなります。


10代20代の不摂生が原因で、家族について考える20代後半〜30代の時には、卵子の質が悪くて自然妊娠は望めない、という人が急増しているのが現実。


不妊治療経験者は、夫婦5.6組に1組、体外受精で生まれる子供は18人に1人 だそうです。未受診の妊活経験者(基礎体温によるタイミング法など)は、潜在的にこの数字の3倍以上だと言われます。


一方で、知識が無かったり、周りに相談出来る人がいなかったために「望まない妊娠」も依然として多いです。

2018年度の人工中絶件数は、約16万件。 ちなみに、日本人の死因top3は、「①がん(37万人)  ②心疾患(19万人) ③肺炎(12万人)」

なので、どれくらい人工中絶が多いかお分かりいただけるでしょうか。

   児童の虐待死は、平均4日に1人の割合で起こっていて、その半数以上が0歳児、うち、生後1ヶ月以内が半数近くを占めます。

(産まれた直後に虐待死した子供の数がすごく多いということ。)



数字だけかもしれませんが、これを見て、あなたは「命」についてどう考えますか?  


ちょっとした正しい知識や、情報の大切さ、色んなことを教えてくれる仲間の存在や、自分自身の意識……


「女性の身体について考える」のは、


いつまでもキレイでいること


いつまでも若々しく楽しく暮らすこと


が全てじゃなくて


「命」に直結している問題に直面できるためにも、


「知ること」が大事だな、と思いました。



3月に産まれるBabyは男の子だけど、


女の子の体を大事にできる子になって欲しいなぁ。


#女性の身体  #AMH #卵巣年齢  #不妊治療 #人工中絶 #命  #妊娠25週  #妊活  #卵子の質  #体質改善  #サプリメント  #女性の一生  #出産  





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山下真理子(やましたまりこ)

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生年月日:1985年12月19日

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