サムライ・マカオ公演から帰国してきました。

帰国してからもなかなかブログを書く時間がなく…

遅くなってしまいました…

今回のマカオ公演。

自分が立ち上げ、賛同し協力してくれたスタッフ、キャストの

全てが注ぎ込まれた舞台でした。

楽しくて、苦しくて、責任感に潰されそうで・・・でも、潔く、おおらかに

真面目に、真剣に…

この1週間はいろいろな思いをしました。

自分を信じてついてきてくれた皆さん、本当にありがとうございました。

このマカオ公演は伝説となり、また今後大きな影響をこのサムライ・ロック・オーケストラに

もたらしてくれると思います。

ありがとうございました。

公演を行ったベネチアンホテル。



世界一のカジノを持っています。

そのホテルに自分の立ち上げたサムライの看板。



演出・プロデュースをする者にとってこんなに幸せなことは

ありません・・・

感謝です。



会場はまだ仕込中でしたので、着いた次の日はロビーでの

稽古。

その頃会場は、まだ照明を吊る段階・・・



そして、次の日は少し舞台ができてきました。



この舞台になるまで・・・というか設計図ができるまで…

2か月かかっています。

マカオ側とのやり取り…本当に大変でした。

でも、舞台が出来上がりました。



螺旋階段、扉、バンド台の高さ、LED、舞台上の高さ、バンド前扉・・・

全て自分が指示して作った舞台。

しかし、その指示をたくさんの方々が理解してくれ、協力してくれて

できた舞台。本当にありがとうございました。



そして、舞台と客席が一緒にできたとき…



このアリーナで行う舞台の演出。

演出をする自分にとっては、脅威でもあり挑戦でもありました。

でも、本番が始まってお客さんの拍手を聞くたびに、「頑張ってよかった」

「みんながついて来てくれて良かった」と何度思ったことか…

自分のやってきたことが否定されるのではなく、受け入れてくれた

そんな感じをこのマカオ公演で感じました。



しかし、それは自分一人ではできません。

この上に写っているメンバーたちが自分のことを信じて

演じてくれたからです。

寒い稽古場…固い床、ちゃんとした稽古状況を作ってあげれなくて

本当に、すいませんでした。

でも、みんなは一人ひとりやるべきことをやってくれました。

ありがとう。



そして、この全スタッフ、キャスト。

日本から54人が乗り込み、中国側の人々合わせて80人近くの

人がこのサムライ公演にかかわってくれました。

仕込みの人や、ホテル側の人たちを含めると200人近い人たちが

携わってくれました。

本当に感謝しています。



公演終わってからも全員で梱包作業。



今荷物は、船に揺られて間もなく日本に戻ってきます。

マカオ公演はこれにて終了です。

サムライ初の海外公演は終わりましたが、これが始まりです。

今後も世界中で公演ができるように、頑張っていきたいと思っています。

でも、もう少しやりやすい環境でしたいと思いますが…

そのために、また頑張ります。

そして、セカンドセッションが始まります。

日本で5月から公演を行う予定です。

その準備にまた毎日が過ぎていきます。

これからがサムライ・ロック・オーケストラの勝負です。

今後も応援よろしくお願いします。

海外公演を行い、パワーアップしたサムライたちを

今後ともよろしくお願いします。

池谷直樹