「言の葉の庭」という映画
昨日は友達が劇場中の
「言の葉の庭」のDVDを持ってきてくれたので
うちで鑑賞会したよー。
秒速5cmを手がけた新海誠監督の新作らしい。
ぶっちゃけ、秒速を見たときに
ビビビと走る衝撃を受けたのは事実だが
どーにも俺はラストのあのもやもやした感じが好きじゃない(´・ω・`)
もちろん、その切なさの奥にある深さが
深海誠作品の魅力の一つなのだが。
あまり気乗りはしなかったけど
46分だったし、何よりユキノ(ヒロイン)役の声優が
花澤香菜(俺妹の黒猫、はがないの小鳩)という事もあり
男二人で恋愛モノを見ることに・・・
(世間的には、俺たちの方が”孤悲”ではないかw)
感想
ぜひ皆にも見てもらいたい!(`・ω・´)
深海誠作品の最大の魅力である芸術的な背景が
よりクオリティが高くなっていて
まるで絵画が動いているように話が進んでいき
雨と光の感じが作品に”生”を与えたかのように思えた。
個人的には、ラストの雨が降る中の
太陽の光が好きかなと。
ああ、ここから新しい”世界”が始まるって感じで。
ストーリーも良かったかなーと。
題に「言の葉」を入れているけど
そこから、万葉集をだしてきたり
ラストの「手紙」で締めくくるあたり
深海誠監督らしいなと思った。
他にも、恋を孤悲と読ませてるだけあって
主人公とユキノの孤独の対比が感じられたし、
一歩を踏み出す支えを匂わす靴という存在、
「どこかで会ったことあるっけ?」から始まる
謎めいたストーリー展開からの話の繋がり、
そして”世界”や”居場所”がセカンドメッセージになっている等々・・・
奥が深い!
秒速ほどの衝撃はなかったものの
今回は主人公のなよなよ感が無いこともあってか
俺みたいに、もやもやとした終わり方が
好きじゃない人にはオススメ!
がちがちのハッピーエンドではないが
これはこれで深みのある良い結末なのではないかと。
とまあ俺が熱く語ったところでって感じなので
ぜひ自分の目で見てみて感想を教えて欲しいな(*´∀`*)
名シーンは
手作り弁当を主人公に笑われて
「バカにしてるでしょー!」ってユキノが怒るとこ。
俺の胸になんか光の矢が刺さった!(〃Д⊂)照
見て見まーす