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ベンチッチ、オスタペンコを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス351)

 

 

ベリンダ・ベンチッチが同じ22歳、2017年の全仏チャンピオンのエレナ・オスタペンコに勝ちました。

 

 

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気付けば350回も続けてきた女子テニスブログですが、そもそもはベンチッチを応援するために書き始めたもので、それくらい僕にとってベンチッチは特別な存在です。

 

 

一方のオスタペンコも(ファンの方には申し訳ないのですが)僕の中ではヒールとして重要な選手です。

 

 

態度の悪さは女子テニス界でもトップクラスで、これまでに何度も批判してきましたが、その一方で憎めない選手でもあります。

 

 

その理由は、過去に何度か書きましたが、オスタペンコはウィナー、ミス、ウィナー、ミスと繰り返すテニスで、僕は彼女の事を「カスタネットの女」と呼んでいます(笑)

 

 

さらに最近思うのは、オスタペンコは相手選手が1位だろうが100位だろうが、パワーヒッターだろうが守備型選手だろうがどうでもよくて、もはや独り相撲の極致。

 

 

ということで、これからはオスタペンコのことを「壁打ちテニスの女」と命名したいと思います(笑)

 

 

ただ、壁にされた方の選手はたまったものではなく、当然イライラします。

 

 

この試合でも、ベンチッチは相当イライラしていましたが、2ndセット、1-4とリードされた時に、陣営(お父さんと彼氏?)に向かってサムアップしました。

 

 

「もうイライラはなくなった。私、勝つよ」の合図で、そのときにベンチッチの逆転勝ちを確信しました。

 

 

僕は、大坂なおみがベンチッチよりも強いとはまったく思っていなくて、実際に昨年もベンチッチの3勝0敗なのですが、二人には共通点があって、元々メンタルが不安定で、しかし、年をそして試合を重ねるごとにメンタルが強くなってきている、しかし、まだまだ試合中にイライラしてしまうという点です。

 

 

大坂なおみもベンチッチも、インタビューのたびに「メンタルの重要さ」「自分はメンタルが成長した」といったことを話しますが、そもそもメンタルに不安を持っていなければそんな話はしません。

 

 

不安だから話すのです。

 

 

たとえるならば、巨乳の女性が「私、豊胸じゃないですよ」と返して来たら、ほぼ100%、豊胸です(笑)

 

 

豊胸をしていなければ、そんな単語すら頭に浮かびませんから。

 

 

話を戻して、僕は女子テニスのプレーや試合内容を分析するのが好きなのですが、ことオスタペンコに関しては分析するだけムダです。

 

 

だって、「壁打ちテニスの女」ですから。

 

 

しかし、そんな中でも、やはりベンチッチはうまいですね。

 

 

ライジングショットでボールを散らす技術は惚れ惚れします。

 

 

繰り返しになりますが、現在、世界で一番強いと言ってもいい大坂なおみ相手に3勝0敗という成績や、昨年の全米オープンでベスト4ということを考えると、サービスを改善し、パワーヒッター相手のときにはもう少し早くダウンザラインを仕掛けられれば、まだまだ上にいけるポテンシャルを持ったプレイヤーだと思います。

 

 

やっぱり、ベンチッチは華があっていいですね(*^^*) 

 

 

PS

WOWOWがココ・ガウフvsシルステアの試合を放送しませんでしたが、女子テニスを知っている人なら、この試合はとんでもない死闘になることは予想がつきます。

 

 

シルステアは地味に強く、TOP10選手を破ったりして引っ掻き回しながら、だけど3回戦くらいで負けるという選手なのですが、予想どおり凄い試合だったっぽいですね。

 

 

恐らく、昨年のウィンブルドンの3回戦のような試合だったのでしょう。

 

 

この好カードを放送しなかったのは、世界中で日本のWOWOWだけだと思います。

 

 

次の大坂なおみ戦で、ガウフがどこまで食い下がれるか、これは目が離せません!

 

 

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コメント (4件)

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  1. 大村さん、この試合ベンチッチが思う存分ライジングをやらしてくれれば勝利は揺るがないという確信が自分にはありましたし、実際その通りになったのではと思います。

    それとは別にしてオスタペンコは去年のダブルフォルト病が酷いものがありしたが、昨秋にバルトリをコーチに迎えサーブがなんとか形になってきましたね。とはいえあの超攻撃スタイルですから、結局博打テニスなのは変わらないわけでトップ戦線には食い込むことはないでしょうね。


    最後に大村さん、大坂なおみは2013年の下部ツアー時代クレーでベンチッチに勝利していますので通算4勝1敗ベンチッチになります。

    あと次にやるとなったらフィセッテのデータでベンチッチのライジングとやりあうなという戦略はやってくるので相性の良さも去年までかなと自分はみています。

    • 僕も、さすがにベンチッチが大坂なおみに今年も3勝0敗のようになるとは思っていませんが、
      中ロブやスライスをほとんど使わない大坂なおみ相手なら、
      ベンチッチのライジングショットも生きますし、
      5回やれば3回勝てると思っています。

      それよりも、今はとにもかくにも大坂なおみvsココ・ガウフですね。
      残念ながら試合は観られませんでしたが、2回戦でくせ者のシルステアを破って
      きっちりと3回戦にコマを進めるあたり、やはりガウフはただものではありません。

      昨年の全米ではベーグルを喰らいましたが、明日の試合では1セットくらい取って欲しいものです。

  2. 大村様、こんばんは。
    コメントありがとうございます。マリア様の今後は分かりませんね。最後の試合は、全仏オープンまではして欲しいです。が、今後300位以下になりそうで、それからの復帰はあり得るのかわからないですね。今の彼氏さんと結婚でもするのかなー。
    と、普通に書いてますが、内心は私もメンタルやられてます。
    もう、四大大会のマリア様の試合を見られないと思うだけで、クラクラします。マリア様の入場から、勝ってインタビュー、サインと全部の仕草がほんとに大好きです。
    真似するくらいに好きですね。笑い。
    大会推薦は批判されるし、一からやり直して頑張る。ってまでの気持ちになれるかはどうでしょうか。
    私は、いくらまけても、最後にサインくらいは引き受けていらしたマリア様がまったく無かったのが、あーかなりのダメージ、そして、最後のインタビューになってしまうのではないかと思ってしまうのです。
    大村様の、このブログで少し共有できるのが私の生きる励みになっています。
    私も、マリア様のプレーに励まされて生きていると、かなりオーバーな言い方ですが、実際そうなのですよ。
    WOWOW、今は解約したい程嫌いになりましたが、
    きっかけはWOWOWでして。
    あー、ため息ばかり。
    では、また楽しみに拝見いたしますね。

    • 要するに、大会推薦されても結果を残せば、
      「やはりシャラポワを推薦したのは間違えていなかった」
      となりますので、全仏オープンは絶対に主催者推薦が欲しいですね。

      実際、全米オープンの推薦は大きな批判を浴びた上に、
      ナイトセッションでセンターコートということで、
      例のごとく、ウォズニアッキが激しく批判していましたが、
      シャラポワはハレプを破って、世界中のアンチを黙らせました。

      シャラポワなら、クレーならまだまだいけると思っています。

      僕も、好きな選手がコロコロ変わりますが、常に心の中にいるのはシャラポワです。

      ただ、40歳でテニスはできませんので、「その日」を覚悟しなければなりませんね。
      いつか必ず来るわけですから。
      問題は、このシャラポワに代わる不世出のスーパースターが今の女子テニス界にはいないことです。
      強いて言うなら、キャサリン・ベリスに期待したいところですが、
      あの体型では、また怪我をしそうで、シャラポワ2世は難しいでしょう。

      返す返すも、シャラポワはテニス以外にも影響をもたらすことのできる、
      50年に一人のスーパースターということですね。


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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