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ソフィア・ケニン、勝つには勝ったが・・・(全豪オープン2020)(女子テニス355)

 

 

ソフィア・ケニンが全豪オープン準々決勝で勝利しました。

 

 

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もはや、僕にとってはこの大会ただ一人の希望の星なのですが・・・。

 

 

正直に言って、今のテニスであと2回勝てるかは微妙だと思っています。

 

 

とにもかくにも、まずはアシュリー・バーティーに勝たなければ決勝には進めないわけですが、一番怖いのは、決勝の相手がシモナ・ハレプになることです。

 

 

ケニンのテニスは、中ロブ気味のボールをベースライン、そしてサイドラインぎりぎりにコントロールして、相手を走り回させるものです。

 

 

このコントロールがずば抜けて良いので、ケニンの試合では必然的にチャレンジが多くなります。

 

 

蛇足ですが、あと数年もしたら線審はAIになっていて、チャレンジシステムはなくなっていると思います。

 

 

それはさておき、相手選手はケニンのボールを自分のヒッティングポイントまで呼び込んで打てる回数は減りますので、それでミスを誘うか、持久戦に持ち込んで体力勝ちするかが勝利の条件になると思います。

 

 

そして、この体力勝負に負けたのが天才ココ・ガウフです。

 

 

しかし、もし決勝の相手がシモナ・ハレプだったら、彼女はフルセット走り回っても疲れません。

 

 

なんといっても、ハレプは「体力おばけ」ですから。

 

 

一方で、ハレプは暑さには弱い側面もありますが、決勝戦はナイトマッチになりますので、ハレプが暑さで苦しむとは考えにくいです。

 

 

となると、ケニンが優勝するためにベストな条件は、決勝にガルビネ・ムグルサかアナスタシア・パブリチェンコワが来ることでしょう。

 

 

もっとも、繰り返しになりますが、その前にバーティーを破らなければなりません。

 

 

あまりに期待し過ぎると、負けたときのショックが大きいので、「ケニン、優勝できたらいいなぁ~」くらいの気持ちで応援します(*^^*)

 

 

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コメント (11件)

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  1. 大村さん、今回のムグルサを考察するにあたり、大村さん当時のブログを今一度読み返していたのですが、ウィンブルドン1週目は今のムグルサほどではなかったですね。準決勝のリバリコバ戦、決勝のビーナス戦のムグルサと今回のムグルサがだぶりますね。

    となれば2年半ぶりに覚醒したといえるわけですけれど、今回はオフからマルチネスとトレーニングの時間をかけているわけですから、2017年のウィンブルドン時以上のレベルになっていてもおかしくないですよね。

    やっぱりマルチネスが傍にいることによる効果としか言いようがないですよね。


    ちょっとぶっとんだ例え話になりますが、音楽をたしなんでいる大村さんが、あまりにもあり得ない話ですけど、ひょんなことからポールマッカートニーとセッションをするってなった場合、大村さんのパフォーマンスが劇的に変わるようなことは起きたりしませんかね。

    • >ポールマッカートニーとセッションをするってなった場合、大村さんのパフォーマンスが劇的に変わるようなことは起きたりしませんかね。

      たとえポールマッカートニーとセッションをしても、できないことはできませんが、
      これは面白い例えだと思います。
      ムグルッサは僕と違って天才ですので、レジェンドを迎え入れたことで、
      パフォーマンスが上がったのは間違いないでしょうね。

      ただ、気になるのは、全豪のムグルッサは相当に自分を追い込んでいるのが
      はた目にもわかります。
      また、人間のメンタルには限界があります。
      すなわち、長期的に見ると、ムグルッサはやはりTOP20あたりに落ち着くのではないかという事です。

      それでも、全豪、全米を獲れば生涯グランドスラムですので、
      ムグルッサがもし全豪を獲ったら次の照準は全米になるかもしれませんね。

  2. 大村さん、今回ムグルサの考察でカロリーナ・プリスコバのコーチとして適任なのはチェコのレジェンドコーチなのではということにもつながるのかなと感じました。

    となればノボトナがなくなってしまったのが非常に残念ですが、あとはマンドリコワ、そしてまさかのナブラチロワですかね。

    以前ナブラチロワはラドワンスカのコーチをやることがありましたが、やはりチェコとポーランドでは相性が良くなかったのではないかと今では思います。

    • ナブラチロワがプリスコバのコーチをしたら面白いことになりそうですね。

      実際、ナブラチロワが今一番評価している選手は、クビトバではなく
      おそらくプリスコバのはずですので。

  3. 大村さん、ムグルサとマルチネスを考察してみて至極当然なことに気がついたのですが、レジェンドコーチって指導力よりも存在そのものが重要なんですね。

    そしてレジェンドコーチを迎えるプレイヤーがそのレジェンドコーチに対してどうとらえているのかですね。

    これは考察しないと思いますがマディソン・キーズにはリンゼイ・ダベンポートがコーチとしてついています。そしてキーズのキャリアを振り返るとダベンポートのコーチとしての手腕に疑問が残りませんか?

    テニス格言として名選手、名コーチにあらずって言ってもいいですよね?

  4. 大村さん、全豪まだ終わっていませんがこのタイミングでムグルサのプレイヤー考察をアップすることにしました。

    https://note.com/tenibaka/n/nc9e547ad134e


    なぜこのタイミングかといえば大村さんに伝えたいことがあったということです。

    自分はあまり自慢をする方ではないですけれど、ムグルサのこの快進撃の要因について気がついている人は果たして何人いるのかと思います。

    せめてスペインのテニスライターなら気がついてほしいところですが、スペイン以外の国のライターは気がついていないと思います。

    • この考察のとおりだと思います。

      しかし、謎なのは、あれだけネットプレー、ドライブボレーが下手だったムグルッサが
      なぜ突然、上手になったのかですね。

      一時的に調子がいいだけなのか、ムグルッサのレベルが上がったのか。
      これは、もう少し様子を見ないとわからないでしょうね。

      ちなみに、ムグルッサがサムシュミックコーチでは実力が出せないことは、
      僕も散々、ブログで訴えてきました。

  5. 大村さん、キャサリン・べリスのプレイヤー考察書き終わりました。

    https://note.com/tenibaka/n/n4117f490770f


    それとは別に大村さんのケニンの記事で大村さん自身もおやっと思っているのかもしれませんが、ムグルサがなんと勝ち残っているんですよね。


    なぜムグルサが勝ち残っているのか、早々にプレイヤー考察をする必要性が出てきました。プレイヤー考察ということは自分はこれだという答えがあるので面白いことになると思います。

    • キャサリン・ベリスは、おっしゃるとおり、
      怪我さえなければという条件付きですが、TOP20は確実でしょうね。
      彼女もある意味天才ですし、テニスに関してはストイックですから。

      ムグルッサに関しては、確かに悪いテニスではありませんが、
      スビトリーナを破るなど(この試合は観ていません)
      よくここまで残って来たなという印象です。

      140Kmのウィナーを決めまくっているわけでもないので。
      ただ、僕が「ムグルサエラー」と呼ぶ3球目のミスが少ないのが
      勝因の一つであることは明白ですね。
      あとは、ウィンブルドン優勝の時のコーチの存在でしょうか。

  6. 大村さん、ケニンは全豪ベスト4ということでトップ10への階段を登りましたね。ケニンは1コケが少なくコンスタントにツアーでポイントを稼げるプレイヤーなので怪我だけに気を付ければ高い確率で2020年中にトップ10達成になります。

    そして次はトップ10キープとなりますが、それはまた別の問題ですし、アニシモワやべリスはケニンをターゲットにしていきたいものですね。

    • アニシモワはケニンよりも攻撃的なイメージがありますが、
      おっしゃるとおり、CiCiがケニンレベルのテニスをコンスタントにできるようになったら
      女子テニス界は盛り上がりますね。

      CiCiは、真面目な話、本当にもう怪我はして欲しくないです。
      それさえなければ、TOP20キープは確実な選手ですので。


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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