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宝塚歌劇団 と パントマイム




2016年、宝塚歌劇団(102年 現在105周年)の歴史にパントマイムの振付(思想 理論 技術)が初めて導入された。作品の世界観を決める大きな役割を占める表現を任せられ身の引き締まる思いで取り掛かった。集合日は緊張と高揚、宝塚歌劇団の演出チームに入るわけですからね。そして月組の皆様と対面、タカラジェンヌ達は初のマイム演出なので不安そうな表情でしたが、挨拶しワークショップを始めると直ぐに緊張も解け夢中で座学と身体分解運動に取り組んでいました。なにせマイムは形(振付)の前に理論を学ばなければなりません。動きに入るまでに時間を要するのです。座学と基本動作を終え、いざ稽古!熱意 情熱 集中力 吸収力、どれも申し分なし、素晴らしいの一言。慣れない動きに苦戦するも最終的には納得の仕上がり、圧巻の人形振り(操り人形・からくり人形)、蛇となる腕、動かない剣、ストップモーション、スローモーション、ガラスの檻等数々の魔法演出、そして演技におけるアティチュードとアクティオ。ジェンヌ達は素晴らしいマイムを魅せてくれた。マイムソロ(道化師的役割)の佳城葵さんは固定点や代償動作を駆使するマイムイリュージョン(風船や鞄芸のクラウニング)を披露するのだが、非常に大変だったと思う。しかし稽古を積み不安をはねのけ立派に道化芸を披露し喝采を浴びた。私は感涙した。

現在宝塚歌劇団は105周年、その歴史にパントマイム芸術を刻めたことを誇りに思う。

また宝塚歌劇団とお仕事できる日を楽しみにしております。

余談ですが、集合日は9月12日で美弥るりかさんの誕生日!そして私も!記念すべき集合日が誕生日で美弥さんと同じだなんて!月組の皆様に祝って頂き忘れられない1日になりました。

Parts Ishiba




宝塚歌劇団

月組

公演情報

文京シビックホール

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

ミュージカル

『アーサー王伝説』

The Musical ≪LA LEGENDE DU ROI ARTHUR≫

Produced by DECIBELS PRODUCTIONS, DoveATTIA

International Licensing & Booking, G.L.O,

Guillaume Lagorce, info@glorganisation.com

潤色・演出/石田 昌也

2015年9月にパリで初演され、その後、ツアー公演としてフランス各地で旋風を巻き起こした、フレンチ・ミュージカル『アーサー王伝説』を、月組新トップコンビにより日本初上演致します。

昨年、月組が日本初演を行った『1789 -バスティーユの恋人たち-』と同じくドーヴ・アチア氏の脚本・作詞・作曲によるこの最新作は、「岩に突き刺さった剣を引き抜いた者が王となる」という伝説でも有名な、イギリス・ケルトに伝わる騎士道物語をドラマティックに描いた作品です。

ケルトの王アーサーは、隣国から美しいグィネヴィアを王妃として都・キャメロットに迎え、忠誠を誓う円卓の騎士らと共にサクソン人の脅威から自国の防衛に奔走していた。ある日、湖の騎士ランスロットが円卓の騎士に加えて欲しいと、キャメロットを訪れるのだが…。 

若くして王となる運命を背負い、その責務と愛の間で揺れ動くアーサー王に、月組新トップスターの珠城りょうが挑みます。ケルト地方の民族音楽をポップにアレンジしたフレンチ・ロックに乗せて新生月組が船出します、どうぞご期待ください。

 

 

 

パーツイシバへのお問い合わせは所属事務所㈱トゥインクル・コーポレーションへ http://www.twinkle-co.co.jp

 

 

 

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パーツイシバ(演出振付家)

パーツイシバ(演出振付家)
所属事務所:㈱トゥインクル・コーポレーション
生年月日:1969年9月12日

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