夢だと気づく、もう一つの方法
今日は朝から曇り空が続いていて、肌寒い一日でした。ちょっとのんびりしながらも、しっかり仕事はキリをつけました。
肌寒いなかでも、八重桜は満開の花を見せてくれました。
さて、昨日のブログで夢のパターンを使って明晰夢を見る方法について書きました。今日はもう一つの方法を紹介します。根気のいる方法ですが、夢日記が面倒だと思う方にはいい方法だと思います。
とても単純です。「今、私は夢を見ているのではないか?」と時間のある限り問い続ける方法です。それが癖になるほど、根気よく、しつこく、執拗に繰り返すので〜〜す
完全に癖になってそれが常態化すると、夢を見ている最中でも同じことをやってしまうのです。このついついやってしまうのが、大切なのですよね。その質問を夢の中で問うことができれば、そこから夢が明晰夢に変化します。
そのとき、ちょっとした工夫を加えるとさらに効果的です。私はその問いを発すると同時に、自分の両手のひらを見るようにしました。
問いを発するのを癖にするだけでなく、両手を見ることも同時に癖にしてしまうのです。思考と動作を連動させて癖にすることで、夢の中で問いを発することができなくても、両手を見ただけでその問いを思い出すことができるのです。
この両手のひらを見るという行動は、体外離脱や明晰夢を体験するようになると、体験する時間を引き延ばすのにも効果があります。意識が肉体に戻りそうになったとき、非物質の世界の両手を集中して見ることで意識が安定します。
とにかく癖になるまで根気が必要ですから、根気に自信のある方はトライしてみてくださいね。そして、やがて現実世界に対しても「今、私は夢を見ているのではないか?」という問いを、真剣に発することになります。
それを問い続ければ、「自我」を超越した本当の自分が目覚めるかもしれないと思えるからです。意識の目覚めに対する、大切な入り口になると思います。
でも、先に答えを言っておきますと、現実世界でどれだけその問いを発しても、明晰夢のように現実世界が夢だと自覚できません。
なぜなら、その問いを発している「自我」が現実世界の夢を創っていて、「自我」自身も夢の一部だからです。夢に夢を見破ることはできません。
それでも眠っているときに見る夢が夢だとわかる瞬間を体験することは、真我が自我の夢から目覚めるときに素晴らしい影響を及ぼすと感じています。
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