プチ☆スピ Vol.1
今日は雲の多い一日でしたが、午後からは仕事も読書も集中して楽しんでいます。今日の午前中に出会った、可愛い花たちです。
さて、今日から新しいカテゴリーを作りました。名付けてプチ☆スピです。同じようなタイトルで本も出ているようですが、ブログのタイトルなら問題ないでしょうね〜!☆マークもついていますからね〜
スピリチュアルに関する簡単なテーマを取り上げて、私なりに意見を書いていければいいと思っています。当分の間は、私が好きなクリシュナムルティの言葉を紹介していこうと思います。不定期ですが、将来的には違う企画も考えていくかもしれません。
まずはクリシュナムルティについて簡単に紹介しておきます。1895年に南インドで生まれた人物ですが、神智学協会という組織において指導者としての教育を受けます。しかしあらゆる権威や組織によらず、独力で真理を探求することの重要性を説き、その組織を解散してしまいます。
その後は瞑想活動を通じて、多くの人に影響を与えてきた人物です。1986年に亡くなっています。組織を持たずに人間の意識を追求し続けたクリシュナムルティの生き様が、私は大好きです。そんな彼の著書からの言葉をこの先紹介していきます。
「リラックスして聴く」〜『四季の瞑想 クリシュナムルティの一日一話』より。
この「リラックスして聴く」という感覚は、瞑想を経験したことがある方ならわかりやすいと思います。落ち着いて座り、何かに注意を固定したり、集中しようと努力したりせずに、静まった精神のままで座っていると、様々な音が聞こえてきます。
私は毎朝午前4時半頃に起きて約1時間ほど瞑想をしていますが、今の時期はちょうど夜が明ける時間帯です。少しずつ空が明るくなってくるにしたがって、活動を始めた鳥の声が聞こえてきます。風の音や雨の音だけでなく、普段では聞くことのないような微小な音も聞こえてきます。
瞑想をすることで、知覚がより鋭敏になります。ありのままの「今、ここ」に意識を向けることで、五感の全てが活性化して働きます。音に関して言えば、全てに耳を傾けていることになります。
クリシュナムルティは言います。リラックスして聴くことできれば、自分の中で途方もない変化、自分の意志によるものでもなければ、求めたわけでもないのにやってくる変化が起こるのに気がつくでしょう。そして、そのような変化の中にこそ、大いなる美と物事の本質を見抜く洞察の深さが存在すると説明しています。
一日のどこかで時間を見つけて、心静かに座り、「リラックスして聴く」ことをやってみてください。ただ「今、ここ」に聞こえる音に耳を傾けてみるのです。それらの音に対して好き嫌いの判断をすることなく、ありのままを聴きます。瞑想というのは何かを達成するものではなく、ありのままを知ることなのです。
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