禊の雨に感激
お昼のブログで書きましたが、今日は予定通りに伊勢神宮に参拝してきました。神戸を出たときはまだ雨だったのですが、伊勢に到着する頃は雨上がりの気持ちのいい天気でした。入り口に近い駐車場は満車の表示でしたが、タイミングが良くて10分くらい待って停められました。
平日にも関わらず、もの凄い人でした。駐車場に入れたのは奇跡のようで、私の後ろはかなり渋滞していましたよ。
強い雨の後でしたので、五十鈴川は増水でお清めができなくて残念でした。でも昨日からの雨がまるで禊のように感じました。玉砂利が雨水に洗われて美しく輝き、水分を含んだ冷たい爽やかな空気に包まれて素晴らしい参拝になりました。
今回の最大の目的は現在書いている物語の取材です。ラストシーンで伊勢神宮を使わせていただくお願いにあがったのと、その具体的な場所を確認するためでした。思っていた以上に素晴らしい場所が見つかりましたので、やっぱり今日行ってよかったと思っています。
ブログでは公開しませんが、写真も何枚か撮影してきましたのでバッチリです。
そして、参拝してご挨拶をさせていただきました。本殿の前に立って参拝しようとすると、気持ちのいい風が吹いて白い布が手前になびきました。きっと歓迎していただいのですね。
こうした御神木も、この地のパワーを感じます。気の遠くなるような長い間、ここで大勢の人々を見てきたのでしょうね。このあと御神木の下を歩いていますと、突然枝葉が揺れて水滴が私と妻の上に降り注ぎました。清められたようで感激しました〜
そして参拝後はランチを食べてから、おはらい町やおかげ横丁をブラブラして楽しんできました。久しぶりでしたので、とても楽しかったです。
今回の旅は、もう一カ所目的地がありました。北畠神社という場所です。伊勢神宮から１時間余りで行くことができますので、予定に入れていました。
伊勢の北畠氏を祀った神社なのですが、私の物語で北畠満雅という人物が大切な脇役で登場します。お墓は不明なのですが、この神社の合祀されているとのことでしたので、ご挨拶に伺おうと思ったのです。
かなり山深い場所でして、残り10kmという場所で細い山道になりました。どう考えても自動車が行き交うと、離合できない山道です。かなり悩みました……。
その先は薄暗いですし、Uターンできる場所があるかどうかもわかりません。悩んだあげく、思い切って行ってみました。ところが……。
わずか十数メートル走っただけで、前からとてもでかいダンプがやってきました。なんとかやり過ごしましたが、途中の山道で出会ったら大変です。
ダンプが来たのが「行くな！」という「サイン」だと感じましたので、諦めて引き返しました。残念ですが、きっとそれでよかったと思っています。
７時間以上は自動車を運転していましたので、さすがに疲れました〜〜
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