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高羽そらさんインタビュー

スレンダーマンは、人ごとじゃない

今日は引きこもりDAYですので、順調に仕事をこなしています。風が弱くて湿度も高いようですので、きっと外は暑いのでしょうね。

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これまた昨日の写真ですが、外に出ない日はこうした写真を見るだけで出たような気分になりますね。実際に撮った写真ですから、今日も外に出たような思い込みを持ってしまいます。思い込みというのは面白いものですね。

京都の祇園に勤めているころ、私の妻が部下として入社して間もないときのことです。私の手が離せないときに、あるお師匠さんから電話がありました。六郷(ろくごう)さんという姓の方でした。妻が電話を取りましたが、新人なのでまだお師匠さんの名前を把握していません。

用件をメモに書こうとして、私に尋ねました。「ろくごうさんって、どんな字ですか?」

「数字のろくごうさん」だよと返事しました。そしてメモを見てビックリ!メモには「653」って書いてあったのですよね〜expression/eps_coldsweats01.gif

これは数字という言葉に対する思い込みの例ですが、笑うことができる楽しい思い込みですね。でも、思い込みは決して楽しいことばかりではありません。

先日テレビ番組で見たのですが、今年の5月にアメリカで起きた事件です。二人の12歳の少女が、同じ12歳の少女を19回も刃物で刺して逮捕されたそうです。たまたま通りかかった人に止められたので、被害者は一命をとりとめました。

その犯人の二人に事情聴取をすると、スレンダーマンの「手下」になるために殺人を犯そうとしたそうです。スレンダーマンは二人を監視していて心を読み、瞬間移動してやってくるとのこと。殺人をして「手下」にならなければ、家族を殺されると心の底から信じていたそうです。

スレンダーマンというのは2009年に突然ネット上に登場した架空のキャラクターで、細見で背が高い、のっぺらぼうの男です。子供たちをストーカーして追ったり、トラウマを与える存在として恐れられていました。二人の少女は強い思い込みによって、このスレンダーマンが実在すると信じていたのです。

このような思い込みは人生を狂わせ、他人を傷つける恐ろしいものです。しかし、私は人ごとのように思えないのです。私たちも無意識で、このような多くの思い込みを信じているいるはずです。事実でないことを、事実であるかのように信じていることがあるはずです。

子供の頃からあらゆる観念を植えつけられ、無意識状態で恐れを心に抱いています。それは人間関係だったり、死であったり、病気であったりするかもしれません、あるいは自然災害や戦争に対するものかもしれません。お金に対する感情もあるかもしれませんね。

私たちがそうした実体のあいまいな恐れに突き動かされている時、存在しないスレンダーマンを恐れている子供と同じなのかも知れませんね。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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