幸せは、私たちしだい
お昼前までは青空が見えていた神戸ですが、午後から大荒れです。かなりの強風が吹き荒れていまして、ときどきは雨が混じります。多分台風の影響だと思いますが、週末はかなりヤバそうですね。
昨日の散歩で見つけた可憐な花ですが、台風に吹き飛ばされないように気をつけてね。何となく花びらが目玉焼きに見えますが……
昨日は立秋でして、暦では秋になりましたね。スーパーでは夏のフルーツに混じって秋の果物も置かれています。私は秋の果物が大好きでして、特に梨が大好物です。梨を見つけたのでさっそく購入しました。
水分たっぷりでしたが、味が薄くて水臭い印象でした。まだ梨の季節には少し早いのかもしれませんね。今日もオヤツにと、妻が梨をむいてくれました。
「この梨も、やっぱり水臭いよ……」と先に味見した妻が教えてくれました。私も食べましたが、確かに梨としてはイマイチ……。こりゃ水みたいなだなぁと思いました。でも、ふと思いついて妻に言いました。
「これ、梨じゃなくて水だと思ってみたらどうかな?」
そのとたん、私たちの顔が輝きました〜〜〜
「メチャ、美味しい〜〜〜!メチャ、幸せ〜〜!」と二人同時に叫びました。
梨だと思って食べると物足りなさを感じますが、ミネラルウォーターのような水だと思って口にすると最高なのです。よく冷やしていましたから、ほんのり梨の香りがする最高の水分だったのです。先ほどまで残念に感じていたのが嘘のように、幸せな気持ちになりました。そして、その梨が愛おしく感じたのです。
先日私が紹介した本である『嫌われる勇気』で、井戸水のたとえが使われていました。井戸水は年間を通して14度から16度くらいの水温です。その井戸水は夏には冷たく、冬にはお湯のように暖かく感じます。
私は中学生くらいの頃、父の仕事を手伝っていたことがあります。真冬に泡の消火器の詰め替えをする仕事です。大量の水を使うので、手が凍りそうになって真っ赤になってしまいます。でもある現場で井戸水を使わせてもらったとき、湯沸かし器からのお湯だと感じたほどです。だから、このたとえが実感としてわかりました。
井戸水はずっと同じ温度です。私たちの感じ方しだいで、それが冷たくも暖かくもなるのです。人生で起きる出来事も、多くは中立的なものです。それを私たちが善悪や幸不幸の概念で振り分けているだけです。
最近、幸せを感じていないなぁ…と思ったあなた。自分の持っている概念を見直してみるといいかもしれませんよ。それだけで人生に対する見方が180度変わるかもしれません。幸せは、私たちしだいですよ〜〜
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