孤独と葛藤の日々
午前中は昨晩の不安定な天気が残っていた神戸です。突然空が真っ暗になったかと思うと、強烈な雨。外を歩いていたら、傘をさしても意味がないほどの雨でした。でもその後は見事な晴天。少し肌寒い風が秋を運んできてくれました。
昨日見つけたのですが、これって彼岸花？ 一般的には独特な濃い赤色ですが、ピンクなので思わず撮影してしまいました。もちろん赤い彼岸花も見つけましたよ。秋になれば別荘に行きたいなぁ。といっても歩けば無料で行ける場所で、勝手に別荘と読んでいるのですけれどね〜
土曜日に締切が迫ったコラボ企画の第１章を、午前中に書き終えました。これからじっくり推敲して、土曜日の朝にはアップする予定です。さて、さて、どうなることやら。ちょっと一息ですので、午後からは読書をしたり録画した番組を見ていました。
その録画のなかに懐かしい映画があります。偶然番組表で見つけて、久しぶりにじっくり観ました。吹き替えならば観ないつもりでしたが、字幕放送だったので嬉しかったです。それはめっちゃ大好きで私にとって天使である、オリビア・ニュートン＝ジョンが主演した『グリース』というミュージカル映画です。
50年代のアメリカの高校生を描いたミュージカルの映画化ですが、公開されたのはちょうど私が同じ高校生のときでした。以前のブログでも書きましたがオリビアの大ファンでしたから、映画館に３回は行ったと思います。当時はビデオなんてなかったですから、何度も観るには映画館に行くしかなかったですからね。
出演者たちはとても高校生に見えないメンバーばかりですが（笑）、オリビアが出ていればそれで十分です。久しぶりに観ましたが、やっぱり可愛い〜
やっぱり今でも私の天使です。すっかり年齢を重ねた最近のオリビアも大好きですけれどね。
この映画を観て、アメリカの高校生活に憧れたものです。プラム等のダンスパーティーやダイナーで過ごす青春像に魅了されていました。最近では『グリー』というアメリカのテレビドラマでも、現在の高校生活を楽しく体験させてもらいました。そういえば、『グリー』にもオリビアが本人役で出演していましたね。
そんな憧れの高校生活に比べて、実際の私の高校生活は別世界でしたね。孤独と葛藤の日々だったと言っていいと思います。自分のなかに存在する矛盾した感情や思考をもてあまし、社会的ルールを逸脱することで発散していました。でも孤独が怖くて、学校では無理に作り出した笑顔を振りまいている若造でした。
朝に自宅を出ると、まずはなじみの喫茶店に直行。タバコを吹かしながらテレビゲームをして、お昼前に教室に姿を見せます。昼休みになると不良仲間と学校を脱走して、生徒部の教師に追いかけながら逃げる日々。ランチは不良仲間のたまり場だったお好み焼き屋で済ませて、そのまま遊びにいく……。
バイクに乗りたいがため、新聞配達や深夜レストランでアルバイト。タバコは１日１箱以上は吸って、週末は二日酔いで新聞配達をしている高校生でした〜
だから高校生活に楽しい思い出はありません。それ以外の不良仲間との思い出ばかりですね。そんな不良仲間に、中学時代に番長格だった男がいます。もうめちゃくちゃなやつでしたが、不思議と私とは仲良しでした。二人の共通点はオリビアの大ファンだということ。
オリビアがライブで来日したとき、私の当時の彼女とその友人の三人でオリビアの京都公演に行きました。その友人に任せたチケットは、ステージ中央の前の席で、肉眼でもオリビアの顔がクッキリと見える席です。どうしてゲットしたのか聞いていませんけれどね〜〜
懐かしい『グリース』を観ながら、いろいろと思い出していました。
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