愛がないから、雑になる
ここのところ1日1冊ペースで本を読了しています。先ほども、今日2冊目の本を読み始めました。この年齢になって、ようやく本当に集中することの感覚がわかってきたような気がします。恥ずかしい〜
この写真は昨日の散歩で撮影したオクラの花の写真です。こんな可愛い花をつけるのですね。花も綺麗ですが、後ろにあるオクラの実も美味しそう〜!
本だけでなく、相変わらず音楽も毎日欠かさず聞いています。今ハマっているのはU2のニューアルバム『Songs of Innocence』です。iPhone6が発表された記念で、iTunesユーザーに無料配布されたアルバムですね。新作が無料で聞けるなんて、本当に驚きです!
私はニューアルバムを手にすると、しばらく徹底的に聞き込みます。3回聞けばほぼ曲は憶えますから、4回目くらいから詳細な部分に集中します。ここ数日は楽器ごとの演奏パターンやアレンジ、さらにコーラスアレンジ等を入念に聞いています。聞けば聞くほど、素晴らしい出来のアルバムですね。
歌詞のメッセージ性が高くて観念的なのですが、ボノの発音する英語の歌詞はとっても聞き取りやすいなぁと思います。全体の意味がわからなくても、個々の単語は明確に聞き取れます。心をこめて歌詞を歌い上げているからだと思います。手を抜くことのなく、雑な部分を感じさせないアルバムです。
その「雑」ということに関して、脳科学者の茂木さんがある場所に書かれた興味深い言葉を、昨日ツイートされていました。
「この世に本来、雑用はない。用を雑にするから雑用になるのだ」
何てシンプルで的を得た言葉だと感動しました。そして、すぐにリツイートしてしまいました。本当にその通りだと思います。
私は物事が「雑」になるのは、そこに「愛」がないからだと思います。行動であれ、言葉であれ、人間が行う行為が雑になるのは、その行為そのものや対象に対する愛や思いやりが存在しないからです。つまり、嫌々やっているということですね。
レストラン等で接客されるとき、その「雑」な態度にガッカリすることがあります。シェフが心を込めて料理をしても、運ぶ人の態度で美味しいと感じなくなってしまいます。逆もありますよね。どれだけ感じのいい接客をされていても、心のない「雑」な料理にガッカリすることもあります。
その「雑」な行為の背後にあるのは、お客さんに対する「愛」が存在していないことです。自分の仕事に対する「愛」が存在していないことだと思います。
これは仕事だけでなく、その他のこと全てにおいて言えることだと思います。猫のトイレの掃除だって、その猫に愛情があれば「雑」にすることなんてありません。少しでも気持ちよく過ごしてほしいと思います。自分が「雑」にやっている物事があったら、何か大切ことを忘れていないかチェックする必要があるように思います。
自分の部屋が雑然としていたり、乗っている車が雑然としていたならば……。それは、自分を取り囲む環境を「雑」にしているのかもしれません。そこには自分に対する「愛」が欠如している可能性があります。そんなときは本当に自分を大切にしているかどうか、問い直してみるべきかもしれませんね。
羽座間健児さんとのコラボ企画『マルチエンディングの小説トレイン』は連載開始しています。こちらからどうぞ。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。