些細なことを、誠意を持って
早くも本日2回目のブログです。湿度が高くて時おり雨が降る天気ですが、自宅にいると涼しく感じます。
先ほど撮影した大阪方面の写真ですが、低い雲がかかっていて大阪の街が見えません。今日は大変お世話になっている方が神戸に出張で来られます。その忙しい時間を割いていただいてお会いできますので、雲があっても朝からルンルン気分です。夕方には出かけますので、今日は早目のブログ更新です。
自宅にいるときは1日に2回ブログを更新しようと決めています。書く事があってもなくても、とりあえずキーボードに向かっています。書く力を鍛える筋トレのようなものですね。文章が短過ぎたら練習になりませんし、かといって長過ぎたら読まれる方が疲れます。
おおよそ1,000文字前後でまとまるよう毎日意識していますが、余計なことを書くのですぐに長くなりますね〜
毎日2回ブログを書くと決めることは、どうでもいいような些細なことに思えます。でも、私はとても大切にしています。人生を過ごしていると、ここ一番踏ん張り時だということがあります。仕事に限らず、様々なことでそういった出来事に遭遇すると思います。
そんなときに集中して頑張るのは当たり前ですね! ところがそういった踏ん張りを支えているのは、些細なことを確実に、誠意を持ってやってきた積み重ねだと思うのです。他人から見ればどうでもいいような小さいことでも、ここ一番と同じ気持ちで対処すること。これは私の身体と心に染み付いているやり方です。
その基本を身につけたのは、京都祇園の花街で働いていた時だと思います。仕事は財務管理の事務職が中心ですが、毎日お茶屋さんの女将さんや、芸妓さん、舞子さんが事務所にやってきます。いろいろな用事や頼みごとがあるからですね。
メインの用事があってそうした女性たちと接しているとき、ついでに些細な用事を頼まれることがあります。まったく急がない調べごとだったり、コピーや文書作成だったりします。仕事の優先順位は考慮しなければいけませんが、そうした些細なことを忘れずメモして、できる限り早く処理することが習慣になりました。
最初の頃はあまり深刻に考えず、時間があるときにすればいいと考えていました。でも、全く急いでいないような事でも「この前のあれ、できてますやろか?」と不意をつかれます。まだです……と私が謝ったときの相手の残念な表情が「このおひと、信用できしませんなぁ」という言葉で聞こえてきたのですね〜
それに気づいてからは、どんな些細なことでも誠意を持って、できる限り速やかに処理するようにしました。そうして積み重ねていった小さな信用が、大きな信頼に変わっていきます。私が京舞井上流の五世家元の襲名式の司会を無事に終えられたのも、会場におらえれた祇園町の女性たちの温かい視線があったからだと思います。
些細なことにこだわるのは、A型人間である私の神経質な性格に起因しているのかもしれません。でも小さなことができなければ、大きなことはできないと思っています。どんなことでも全力で取り組み、そして楽しむこと。それが私の人生の基本となっています。
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