手放しちゃうか!
朝のブログで書いていたように、午前中は歯医者に行ってきました。予想通りに痛みの原因は親不知。今まで危険な存在として主治医の先生から聞かされていたのですが、ついに暴れてくれましたね。
歯茎に埋もれた右下奥の親不知が、「人」の字のように奥歯に寄りかかっています。その二つの歯が接触した下の部分に細菌が侵入して炎症を起こしていたとのこと。「痛い!」と言う間もなく歯茎を切開されて膿を出してもらい、痛み止めと抗生物質をもらって帰ってきました。明後日に洗浄をかねて診察をしてもらって、そのときに問題の親不知を抜くかどうかを決めることになりました。
できる限り抜歯をしないように治療をしてくださる先生ですが、さすがに「抜きどきかもしれませんね」と言われました。疲れやストレスが溜まって免疫が落ちてくると、この先も同じような状態になる可能性が高いそうです。私も思い切って、今回は抜いてしまおうと思っています。
でもその親不知の底を支えている神経が動脈近くに接しているらしく、処置にあたってはCTを撮影して3D化する必要があるとのこと。大げさになってきたので、ちょっとビビっています
それでもなんだか不思議な縁を、この親不知に感じています。最近の私は、自分自身が大きく変化しないといけないことを強く感じていました。その変化に対する決心の具現化として、この親不知が暴れたように感じています。今まで大事に持ってきましたが、思い切って手放しましょう!
この親不知の抜歯が、何か大きな変化の兆しになるような予感がしています。それを象徴するかのような、面白い本を読みました。不思議なことなのですが、その本を読もうと思ったのは、最近Facebookで友人となった歯科医の方がブログで紹介されていたからです。やっぱりこの親不知は、私にとって何かのメッセージなのかもしれませんね。
『正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる』ドクター・ジョン・F・ディマティーニ著 という本です。
いわゆる「引き寄せの法則」系の本です。しかし、よくありがちな実現するイメージを具体的に持ってポジティブでいなさいというのではなく、むしろネガティブな感情を受け入れることに主眼が置かれている内容でした。その説明内容がとても腑に落ちるものでした。
人間本来のパワーを得るためには、正と負、つまりポジティブとネガティブを統合させなくてはいけない。著者はその説明として、物質と反物質を例にして説明されています。宇宙が生成したビックバンのとき、物質が生み出されたと同時に反物質も生成されたと言われています。
全く正反対の電荷を持つ物質と反物質が接触すると、「対消滅」という現象を起こして大量のエネルギーが発生します。実は私が今年に書き終えた物語にその「対消滅」を利用したので、少し調べたことがあります。1円玉1個分の物質と反物質が接触するだけで、広島の原爆に匹敵するほどのエネルギーが放出されるそうです。
実際にこの著者がセミナーで行っているメソッドは結構複雑そうです。巻末に翻訳者の本田健さんと著者がその内容について対談されていますが、かなり大変そうなシステムです。でも、その根本的な考え方はとても参考になりますので、この本としては素晴らしい内容になっていると思います。
現実世界で起きる出来事の全てを受け入れるという意味が、とてもわかりやすく書かれています。そして感謝することの素晴らしさも実感できます。今までと違った視点が持てる、とても素敵な本でしたよ。
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