読書の質は集中力の高さに比例する
昨日は小雨が降り続いた一日でしたが、今日は見事な青空。六甲おろしが強く吹いているので、ちょっと冬型の気候かな。今日も相変わらず分刻みの動きをしていまして、この時間になるといい具合に楽しみつつ疲労しています。
さて、この時期に必要となる私の七つ道具を紹介します。
ちょっと見づらいかもしれませんが、これは何に使うものでしょうか?
実はこの写真に写っているのは私の大掃除道具の一部です。春と秋の2回、我が家では大掃除をします。年末の寒い時期に掃除をするのは楽しくないですからね。あえて気候のいい時に大掃除をしています。一日長くても2時間以内と決めています。そうしないと、気力が続きません。
気力のないまま掃除をすると、やはりそれなりの掃除しかできません。楽しく、そしてやる気を感じていられる時間内に終える。それが掃除を続ける極意ですね。おそらく1週間以内には全ての掃除が終了すると思います。
さて写真の小道具ですが、絵筆はサッシの溝を掃除するのに使います。習字の筆等も試してみましたが、この絵筆が丈夫で柔軟性があるので最適です。その隣にあるのは真鍮製の金ブラシです。これを使って、今日の午前中いっぱいは換気扇を新品のように磨き上げました。どれも百均で売っている物ばかりです。
それ以外に、古い歯ブラシや爪楊枝も大切なグッズです。掃除は化学だと言っている方がいましたが、まさしくそうだと思います。決して根性でやるものではありません。適切な道具を適切に使用することで、よりスムーズに掃除を進めることができますね。
ということで朝の連載小説をブログにアップしてから、午前中は大掃除。そして午後からはコラボ企画の小説のエンディングを中盤まで書きました。その後は昨日の夜から読みかけた本を読了。そしてこのブログを書いています。
結局全てにおいて必要となってくるのは集中力です。ブログを書くにしても、掃除をするにしても同じこと。どれだけ「今」やっていることに集中して夢中になっているかが大切です。それをフロー体験と言います。
このフロー状態の集中力が最も生かされるのは読書だと思います。最近は一日一冊のペースで本を読んでいますが、そのコツは強い集中力です。本をよく読む人ほどありがちなのは、いわゆる流し読みです。活字を追うことには慣れています。だからスムーズに読み進めることはできます。
ところが慣れているだけに、他のことができてしまいます。活字を追いかけながら、明日の仕事の予定を考えていたりします。人間の心は順応性が高いですから、意外と同時にいろいろなことができてしまいます。読書はそんな意識の同時進行を招きやすいと思います。
そうして集中力を散漫にしたまま読み進めてしまうと、結局わかったようなわかっていないような状態になります。とりあえず読んだだけ。せっかく貴重な時間を割いて読書するわけですから、集中しないと時間の無駄遣いになるだけです。
私がそうした強い集中力をを読書に費やせるようになったのは、自分が文章を書くようになってからです。たった一行の文章を書くために、どれだけ悩むかを身を以て知ったからです。読書に対する集中力。それは著者に対するリスペクトだと思っています。集中力を高めることで、読書の質をさらに向上させていきたいと願っています。
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