他人を見た目で判断してはいけない
大掃除が終了したのでプラプラと遊びに行きたい気分ですが、今日は土曜日。お気に入りの銭湯の天然温泉は混雑しますし、晴天ですので行楽地も人が殺到します。今日は通常の買い物と散歩をして、自宅で大掃除の疲れを癒すリハビリ生活をしていま〜す
これから紅葉を楽しもうかと思っているのに、今朝の自宅マンションのロビーには……。
毎年恒例のクリスマスツリーが……。もう〜気ぜわしいったらありゃしない。確かにUSJ等でもハロウィンが終わったらすっかりクリスマスの世界に彩られていますものね。散歩していると、土曜日なのに大声で年賀状の購入を呼びかけている日本郵便の職員の人たちが目に付きます。このまま一気に年末へとなだれ込むのでしょう。
それにしても我が家のマンションのクリスマスツリー。毎年違和感を持つのが、願い事を書いた紙をツリーにぶら下げることです。クリスマスは七夕とちゃうねんで〜。それとも、最近のクリスマスはこれが普通なのでしょうか？
さて、今日の買い物の帰り道にちょっとした出来事がありました。車を所有することをやめましたので、買い物の基本は徒歩です。いつも必ず立ち寄るスーパーは、早足で歩いても40分ほどかかる遠方です。そのスーパーでいつも出会う女性がいます。
詳しい年齢はよくわかりませんが、おそらく50代後半くらいでしょう。髪の毛は今年になって一度も洗ったことがないのでは、と思うほどアスファルトのように固まっています。だからお風呂もほとんど入られていないのではと……。
多分、統合失調症らしい心の病気を抱えられている方だと思います。いつも大声で見えない誰かと会話して、時には笑顔で、時には怒りを爆発されています。時間帯が合うのだと思いますが、そのスーパーで買い物をされていたり、フードコートで食事をされている姿をよく見かけます。
いつも大量のレジ袋を両手で抱えて、２日前までは素足にスリッパで歩かれていました。今朝もスーパーの入り口付近で会ったのですが、靴下を履いておられたのでホッとしたくらいです。きっとそのスーパーの近くに住まれているのだと思っていました。
ところが今日、そのスーパーから30分くらい歩いた距離でその女性とバッタリ出会ったのです。我が家のかなり近くです。まさかそんな遠くて会うとは思いもしませんでした。何となくその女性の後ろを歩くことになりました。しばらく歩くと、古い市営住宅が見えてきました。もしかしたらこの家の住まわれているのかなぁと思ってしまいました。
ところがさらにどんどん歩かれていきます。失礼だとは思いつつ、私たちの帰る方向と同じなのでそのままあとを歩きました。すると入っていかれた家は、少し古いですが豪邸です。閑静な高級住宅地の一戸建て。
見た目の風貌からそんなに立派な家に住んでおられるとは思わなかったので、人を見た目で判断してはいけないなぁと思いました。我が家から10分くらいの距離ですから、まさかこんなに近くに住んでおられる方だとは思いもしませんでした。
帰り道に妻と話していましたが、きっといろいろと事情のある方なのでしょう。もしかしたら数年前までは普通に過ごされていたのに、辛い出来事があったりして心に病を持つほど傷つかれたのかもしれません。勝手な想像ですが、見た目と自宅のギャップに、その女性の人生に何か深いものを感じてしまいました。
次にお会いしたら、以前より何か親しみを感じているように思います。見た目で人間を判断してはいけないことを教えていただけましたからね。そして何より親近感を感じたこと。それはその女性が一年中履いているスリッパが、私が使っている部屋用のスリッパと全く同じ商品だったからで〜〜す
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