ピンク・フロイドよ永遠に
今日から3連休。昨日に突然出かけた摩耶山は、きっと大勢の人でごった返しているかと思います。暖かく晴れた一日でしたから、紅葉見物にはもっていこいです。明後日はまでは同じような天気ですから、出かける予定の方には最高ですね。
今日の私は引きこもり。朝から午後にかけて本を1冊読了して、先ほどから2冊目に突入したところです。相変わらず月村了衛さんの小説にハマっているのですが、先ほどから読み始めたのはプラトンの本です。直感的にソクラテスとプラトンの勉強がしたくなったので、いくつか図書館で予約していました。その第一弾が昨日手元にやってきたので、楽しく読み進めています。
それ以外に、昨日は待ち焦がれていた商品が手元に届きました。Amazonで予約して待っていたものです。それが……。
20年ぶりにリリースされた、ピンク・フロイドのニューアルバムです。日本語のタイトルは『永遠/TOWA』で原題は『The Endless River』です。最近の新譜を買うときは、基本的にダウンロードを選択しています。手元にCDが増えるのを避けるためです。
でもこの作品については迷わずCDを選択しました。なぜなら写真の下部にあるように、ピンク・フロイドを愛する大勢の音楽記者が書き下ろしたブックレットがついているからです。そして……。
さらにこのような写真が収められた冊子にCDが封入されています。私が購入したのスダンダード版ですが、DVDやBDの特典映像がつけられたスペシャル版もあります。LPレコードだった時代から楽しみだったのは、ピンク・フロイドのアルバムはこうしたブックレットが添付されていることなのですよね〜
中学生のときに初めて『狂気』というアルバムを聴いた時、あまりの衝撃にしばらく呆然としていたのを覚えています。それまでのロックミュージックの概念を完全に吹き飛ばされました。「プログレッシブ・ロック」というジャンルの先駆者ですものね。まさしく発展的ロックでした。このピンク・フロイドの『狂気』をきっかけにして、キング・クリムゾン等のアルバムを聴くようになりました。
さて、昨日紅葉見物から帰って、さっそくMacBook AirにCDを読み込みました。ところがタイトルや曲名が検索できない……
まだiTunesにクレジットされていないようです。仕方ないので手動でタイトルや曲名を久しぶりに入力しました。そしてネットかCDジャケットの写真を拝借して貼り付け。ようやくiPhoneに取り込むことができました。
さっそく昨晩眠る前に聴きました。私のピンク・フロイドの聴き方は、深夜に部屋の明かりを消してヘッドホンで聴くのです。そして目を閉じて脳裏に浮かぶイメージを楽しみます。そのまま変性意識に入って、全く別の世界に行ってしまうこともあります。個人的にはヘミシンクとは比較にならないほど、人間の意識を別次元に誘導する強いパワーを持つ音楽です。
ところがあまりの心地よさに寝落ち……
ほぼ全曲がインストゥルメンタルなのですが、懐かしいピンク・フロイドの世界に親しんでいるうちに油断していました。気が付いたらCDが終了。それで今日の午後から改めてじっくり聴きました。
私はデヴィッド・ギルモアの大ファンです。彼のギタープレイが大好き!そして彼のしゃがれた朴訥な印象を感じさせる歌声に魅了されています。個人的にはロジャー・ウォーターズよりもデヴィッドのほうが好きです。久しぶりにデヴィッドのギターを聴いて、心が満たされる思いでした。
これからしばらくは、このアルバムの全ての曲がイメージできるまで聞き込みます。毎晩眠る前にはピンク・フロイド漬けになるでしょう。おそらくこのアルバムが彼らの最後のアルバムになると思います。でもアルバムのタイトル通り、私にとってピンク・フロイドは永遠の存在です。しばらく、彼らの世界に浸りたいと思います。
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